今までに10台ものiPadを使ってきた私が、使いやすい・便利と思えたiPadアプリたちをご紹介したいと思います。

手書き・書類関係アプリ
まず初めに、書類に関するアプリをご紹介します。
GoodNotes 5
手書きアプリといえばこれ。
ApplePencilに最適化された最高の書き心地と、洗練されたユーザーインターフェースが特徴。
ノートはフォルダごとにまとめることで管理しやすく、複数のファイルを開いていてもブラウザのようにタブで移動可能です。
さらに、強力な文字検索機能があり、テキストはもちろん手書き文字も検索できます。
カメラでスキャンしてPDF化することもでき、PDF上に手書きが可能です。
ノートには画像も追加でき、サイズ変更やトリミング、画像上に書き込みもできます。

PDF Expert
PDFの編集だったらこのソフトです。
手書きメモはもちろん、PDFのページ並び替え、複数のPDFの結合、リンク編集、文字の編集までできてしまいます。
zipファイルの解凍もできるので、このアプリさえあればPDF書類関係はほぼなんとかなります。
最近のアップデートで手書き精度が大幅に向上しました。
しかも、書類の管理機能も優れており、様々なクラウドサービスに対応、iPad内のデータもフォルダごとに整理もできます。
保護機能も非常に強力で、アプリ起動時にTouchID、FaceIDが設定可能、さらにファイルごとにパスコードも設定可能です。
パスコード設定されたファイルは暗号化されて保存されるので、安心です。

mazec
このアプリは、キーボードに手書きキーボードを追加するアプリです。
mazecはキーボードを手書きスペースにし、手書き文字をテキストに変換してくれるアプリです。
キーボードアプリなので、特定のアプリだけでなく どのアプリにおいても使用できます。
見てお分かりのとおり、かなりの乱筆でも認識してくれます。
Adobe Scan
続いては、カメラや写真からPDFを作成するアプリ、Adobe Scanのご紹介です。
たった1枚の書類や、雑誌などスキャナーでスキャンできないものをPDF化したい場合にはこちらのアプリがオススメです。
アプリを起動すると、カメラが起動します。カメラの画角内に書類を置くと、自動的に認識し、シャッターを切ってくれます。(手動シャッターも可能)撮影時には「ホワイトボード」「フォーム」「文書」「名刺」の4つから書類のタイプを選択することができます。
複数枚にわたって写真を撮影することができ、1つのPDFファイルとして出力できます。
すべて撮影したら右下の写真マークをタップ。
すると、撮影した写真を編集することができますので、トリミングや色の補正などを行います。
そして、右上の「PDFを保存」をタップすると、アプリ内に保存されます。
この時、自動的にテキスト認識がされるので、他のPDFリーダーアプリに取り込むことでテキスト化することもできます。
その後、「Books」や「GoodNotes 5」などのアプリに共有して使います。
純正メモアプリやGoodNotes5にも書類スキャン機能がありますが、補正機能・テキスト認識・複数ページのPDF出力などでこちらのアプリが優れています。
ThinkSpace
続いては、マインドマップアプリのThinkSpaceです。
マインドマップアプリではMindNodeというアプリが有名で、Mac版もありますね。
しかし、iPadで作成することを考えると、こちらのThinkSpaceの方が操作性が良かったです。
付箋紙を貼っていき、そこに書き込んでいくような操作感が素晴らしいです。
ApplePencilに対応しており、スムーズに書き込みができます。
以下のようなマインドマップが作成できます。
作成方法も直感的で、とても操作しやすいです。
さらに、白紙からのスタートだけでなく様々なテンプレートも存在します。
月200円のオプションもありますが、基本的には無料で使用できます!
写真編集系アプリ
続いて、写真に関係するアプリをご紹介します。
AffinityPhoto
このAffinityPhotoは買い切りでありながらも、iPad版Photoshopに匹敵する機能を持っています。
私はこのアプリのためにiPad Pro 11インチを購入し、一眼レフからのRAW現像をしています。
レイヤーはもちろん、ブラシツール、RAWデータの現像などなど…
この値段でここまでできるのかというアプリです。
写真データをよく編集される方には最高のアプリではないでしょうか。
Phonto
このアプリは、簡単にお洒落な文字入り写真を作成することができるアプリです。
ただ文字を挿入するだけでなく、文字に遠近感を持たせたり、対象物の後ろに文字があるように加工することができます。さらに、画像を取り込む際には数十種類のフィルターを選ぶこともできます。
SNSに載せる写真を手軽にカッコよく編集したい方にオススメです。
ImgPlay
このアプリは動画をgifに変換できるアプリです。
このブログに貼ってあるgifは全てImgPlayで作成しています。
動画は長くても30秒程度までしか変換できません。
フレームレートを落とすことで、より長い時間のgifが作成できます。
出力時の画質、ループ回数も選べます。このほかに○MBまでで最大画質で出力、なんてこともできます。
動画以外にもいくつかの写真を合成してgifにしたり、iPhoneのLivePhotosをgifにすることもできます。
モザイク
SNSへ写真投稿する際に、みられたくない部分が写ってしまったりすることありますよね。
ステッカーなどで隠すことができればいいのですが、範囲が大きい場合にはステッカーでは対処しきれません。そこで、このモザイクアプリが有効です。
モザイクの種類も多く、強さも好みで選べます。
モザイクが強すぎても不自然なので、この点はとても助かります。
イラスト制作系アプリ
続いて、iPadとApplePencilを持っているなら使ってみたい、イラスト制作系アプリです。
Graphic
GraphicはiPad版Illustratorのようなアプリです。
こちらも買い切りアプリです。
本家Illustratorには劣りますが、ちょっとしたイラストであれば問題なく作成することができます。
以下のようなイラストがサクッと作成できてしまいます。
出力形式は以下のように様々な形式に対応しているのも嬉しいポイント。
Affinity Designer
AffinityDesignerは先ほどのGraphicよりも高機能なアプリです。
写真編集アプリのAffinityPhotoと同じ会社のアプリです。
これだけの高機能ながら、2440円で買い切りなのが嬉しいです。
さらに、アプリの使い方が公式ホームページに動画でたくさん上がっているのも良心的。
Procreate
Procreateはドロワーアプリです。
様々なブラシツールで自由自在に描くことができます。
指でぼかしを入れるなど、アナログに近い使い方もできる上にレイヤーを用いることもできます。
ジェスチャー登録もユーザーの好みに設定できるため、とても使いやすいアプリです。
カレンダー系アプリ
続いて、カレンダーやタスク管理アプリをご紹介します。

WidgetCal
まず初めにおすすめしたいのはWidgetCalというアプリです。
このアプリはアプリを開いてカレンダーを見るという使い方ではなく、ウィジェットにカレンダーを表示させるためのアプリです。ホーム画面を開くことで月表示のカレンダーを見ることができます。
月表示でありながら、日々の予定もしっかり表示してくれるのが最大のメリット。
また、純正リマインダーと連携してカレンダーに表示させることも可能です。
さらに、リマインダーも どのリストを表示するのかを選択できます。
Plannner
続いては、手書きカレンダーアプリのPlannerです。
純正カレンダーと同期することもでき、アナログとデジタルが融合したカレンダーです。
月表示、週表示、レフト週表示、日表示が選択できます。
手書きだけではなく、スタンプやマスキングテープ、付箋、ToDoリストなどもあります。スタンプはあらかじめ様々な種類があり、カラーも24色から選べます。
さらに、有料スタンプも販売されています。
もちろん、マスキングテープや付箋紙などもたくさん。
このアプリの開発者さんは、レビューを細かく読んで真摯に対応してくださるところもオススメする理由の一つです。
FirstSeed Calendar
続いてFirstSeed Calendarです。
最近インストールしたアプリですが、私が今まで使ってきた中では一番使いやすかったです。
別記事にて細かく書かせていただきましたのでそちらをご覧ください。

Trello
Trelloはタスク管理に特化したアプリです。
タイル形式でタスクを管理し、カテゴリーや担当者ごとにグループを作成できます。
このグループ間でタスクを移動させることで、タスクの進行状況等が分かりやすくなります。
iPadだけでなく、iPhone、パソコンなどで同期ができるので一人で活用するのも、複数人で共有するのも良いと思います。
便利ツール系アプリ
お次は、あると便利なツール系アプリをご紹介します。
Calzy
iPadにはいまだに計算機アプリがありません。
意外とiPadでも計算したい場面があると思います。
そこで、数ある計算機アプリの中からCalzyというアプリをご紹介します。
このCalzyの一番の魅力は、ウィジェットに登録するとウィジェットのまま計算ができるという点です。
SplitView、SlideOverにも対応しているため、他のアプリと同時に使用できます。
関数電卓機能もありますよ!
そして、計算は履歴が残り、式も再使用することができます。(iCloud対応)
計算式はテキストとして他のアプリなどに共有することもできます。
このCalzyは一度購入するとiPadだけでなく、iPhone、AppleWatchでも使用できるのが良心的。

Microsoft Translator
続いては、Safariで見ているページを翻訳してくれる拡張機能アプリ、Microsoft Translatorです。
Apple製品の情報などを調べていると、最新情報は外国語であることが多いのでとても重宝しています。
アプリインストール後、Safariで外国語のページを開いたら右上の共有ボタンを押します。
その後、下にスクロールしていくとTranslatorというボタンがあるのでタップします。
すると、翻訳が始まります。ややおかしな日本語になってしまいますが・・・笑
さらに、このアプリはカメラでとった写真を瞬時に翻訳する機能もあります。
単純にテキストを翻訳する機能もあります。
画像にある国を筆頭に、63か国語に対応しています。
iOS14で翻訳機能が追加されましたが、日本語には対応していないため、引き続きこのアプリが活躍しそうです。
辞書 by 物書堂
お次は、iPadを電子辞書化するアプリです。
iPadで勉強をしたいという方も多いと思いますが、その時にiPad上でササっと辞書検索ができてしまうので勉強が捗ります。
さらに、このアプリは実際に販売されている数多くの有名辞書に対応しているので安心感があります。
このアプリ自体は無料ですが、欲しい辞書を一つずつ購入して使うというものです。

みんなの筆王
最後は、年末の一仕事”年賀状”作りに関するアプリです。
こちらは別記事で細かく紹介していますので、そちらをご覧いただければと思います!

終わりに
以上、現在オススメしたいiPadアプリたちでした!
最後までお付き合いありがとうございました!
アプリは日々進歩していますので、この記事も進歩させていきたいと思っています。
また、思い出した時に来ていただけたら、新たなアプリをご紹介できているかなと思います!
