この記事は、iPadを勉強に活用したいすべての人に向けて書いています。
学生はもちろん、社会人でも勉強することはあると思います。受験勉強、英語学習、資格勉強などなど。
今回は、iPadを使った超効率的な勉強術をお伝えします。
iPadで勉強する上で必要なアプリやアイテムは以下の記事でご紹介しています。

目次
手書きアプリでiPadをノートにする
私が一番オススメしたいiPad勉強術は、iPadをノートとして活用する方法です。
iPadには「GoodNotes 5」や「Noteshelf」、「Notability」などたくさんの手書きアプリがあります。
これらの手書きアプリはApplePencilに対応しており、iPadをノートのように使うことができます。
さらに、GoodNotes 5ではフォルダでノートを管理でき、手書き文字の検索もできるため非常に効率的です。
インターネットからの画像を追加して、わかりやすいノートを作成することも可能です。
アプリにPDFを読み込むことで、教科書や参考書にも早変わりします。
もちろん、読み込んだPDFへの書き込みや文字検索もできます。

教科書とノートを1つのiPadで
iPadは、画面を区切って同時に2つのアプリを開くことができます。
この機能を使って、左側に教科書のPDFを開き 右側にはノートを開くことで、iPad1つで学習ができる環境が整います。
受験勉強や大学の授業などでは、大量の教科書・テキストとノートが必要になります。
それらがすべてiPadの中に入ってしまうので、どこへいくにもiPad1つで済んでしまいます。
そして今まではある程度のスペースや大きい机が必要だった学習が、iPad1つ分のスペースで可能になります。
図書館やカフェでの学習も快適になりますね。
Kindleで参考書を見る
続いては、電子書籍リーダーのKindleです。
教科書や参考書をPDFにする方法もあるのですが、裁断したりデータ化したりと少し大変な作業となります。
一方、Kindleには参考書などもたくさん売られているので勉強にはもってこい。
KindleもSplitView対応なので、左側に参考書、右側にノートを開いて勉強をすることができます。辞書アプリと併用でさらに効率的になります。

\Kindle Unlimitedで読めます/
200万冊以上読み放題
教科書を穴埋め問題集にする
教科書などの教材をGoodNotes 5に取り込み、覚えたい語句を塗りつぶすことで自分だけの問題集を作ることができます。
白や黒などの色を選び、覚えたい語句を塗りつぶします。
確認は消しゴムで消すだけ。
蛍光ペンでマークするのもいいですが、こちらの方が圧倒的に覚えやすいです。
Kindleの参考書をスクリーンショットして GoodNotesに貼り付けて使うこともできます。
※個人的にスクリーンショットして使う分には問題ないようですが、共有はNGです。
GoodNotes 5はiPhoneでも使えるので、電車の中で確認したいときにも使えて効率的です!
【追記】
GoodNotes 5に「フラッシュカード」機能が追加され、復習しやすくなりました。

辞書アプリやブラウザで調べ物
iPadの強みは、わからないことをすぐに調べることができる点です。
iPadには辞書アプリもたくさんあり、気になることはすぐに調べることができます。
場合によってはブラウザを使って、インターネットから情報を得ることもできます。
先ほど紹介した、SplitViewで左側に教科書、右側にノートを開いている状態でも、SlideOver機能で3つ目のアプリを開くことができます。また、上のGIF画像を見てわかるように、ブラウザからテキストや画像をドラッグして貼り付けることができます。
※SplitView中にSlideOverさせるには、中央の仕切り部分にアプリを持ってきましょう。
この機能を使うことで、紙のノートでは実現できないような、綺麗でわかりやすいノートの作成ができます。
レポート作成や文章作成
大学のレポート作成や、文章として保存しておきたい場合はApple純正の「Pages」がオススメです。
Pagesのおすすめポイントは、テンプレートの多さです。
様々なテンプレートが用意されているため、おしゃれな資料も簡単に作成することができます。
もちろん、ApplePencilによる書き込みもできます。
簡単なレポート作成から おしゃれなレジュメづくりまで、iPad一つで完結できます。
Wordへの変換や、Wordファイルの編集も可能なのでパソコンとの併用もできます。
もちろん、PDFへの書き出しや印刷も可能です。
その他、iPadで勉強するために必要なアプリは以下の記事で紹介しています。

勉強中のiPadのおすすめ設定
続いては、iPad勉強術におけるデメリットである、遊びへの誘惑から集中力を守る設定を3つご紹介します。
おやすみモード
これがいちばんシンプルですが、いちばん重要な設定です。
おやすみモードに設定すると、一切の通知が表示されなくなります。
これにより、学習中に通知が来て集中力が切れるということがなくなります。
設定方法は、iPadの右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開きます。
そして、三日月マークの「おやすみモード」をオンにします。

アクセスガイド
続いては、アクセスガイドという機能です。
スリープボタンを3回連続でクリックすることで現在使用しているアプリしか使用できないようにする機能です。
アクセスガイドを使用することで、現在使用中の一つのアプリしか使用できないようになるので集中力が維持できます。
しかし、異なるアプリをSplitViewで2つ開いている場合には使用できない機能です。
※同じアプリをSplitViewで2つ開いている場合は可能。
アクセスガイドは、設定で以下の制限ができます。
①スリープボタンの使用
②ボリュームボタンの使用
③動作
④キーボードの使用
⑤タッチの許可
⑥時間制限の設定
必要に応じて設定してください。
次に、下の方にある「アクセスガイド」をタップすると以下のような設定画面になります。
一番上の「アクセスガイド」、「アクセシビリティのショートカット 」をオンにしてください。
これで、何かアプリを開いている状態でアクセスガイドが使用できるようになります。
まとめ
今回は、iPadにおける勉強術ということで、簡単にご紹介しました。
記事冒頭でもご紹介した、iPadで勉強する上で必要なアプリ・アイテムを紹介している記事と合わせてご覧いただくことで、よりiPadが使いこなせるようになると思いますので是非ご覧ください。
