AppleWatchを5年使ってきた筆者が、厳選した本当に使えるAppleWatch用アプリをご紹介します。
目次から気になるアプリへどうぞ!

目次
- 1 iPhoneのバッテリー残量がわかる:BatteryPhone
- 2 睡眠分析アプリ:AutoSleep
- 3 文字盤に心拍数表示:HeartWatch
- 4 インフォグラフモジュラー用カレンダー:Fantastical 2
- 5 インフォグラフ用カレンダー:FirstSeed Calendar
- 6 乗り換えのタイミングを通知:駅すぱあと
- 7 音楽認識アプリ:Shazam
- 8 QRコード決済といえば:PayPay
- 9 Twitterアプリ:Chirp
- 10 1タップで録音!自動テキスト変換:Just Press Record
- 11 星座盤アプリ:NightSky
- 12 ワークアウトアプリ:StreaksWorkout
- 13 防災情報アプリ:Yahoo!防災速報
- 14 純正計算機アプリより使いやすい電卓アプリ:Calzy
- 15 家電リモコンアプリ:RemoNK
iPhoneのバッテリー残量がわかる:BatteryPhone
まず一つ目は、BatteryPhoneというアプリです。
このアプリは、AppleWatchからiPhoneのバッテリーを確認できるというアプリです。
(同時にAppleWatchのバッテリー残量も確認できます)
真ん中の数字とゲージがAppleWatchのバッテリー残量(70%)、下の小さい数字(99%)がiPhoneのバッテリー残量です。
こちらはSeries 3以前でも設定可能な表示です。(文字盤はモジュラーを使用)
さらに、このアプリの優れているところは、この表示方法をiPhoneから設定できるという点です。中心の数字をiPhoneのバッテリー残量か、AppleWatchのバッテリー残量か選ぶことができます。
欠点を挙げるとすれば、バッテリー情報の更新が約30分に1度という点です。
睡眠分析アプリ:AutoSleep
続いてはAutoSleepというアプリです。
このアプリは、AppleWatchをつけて寝ることで睡眠時間の計測や睡眠の質を計測してくれるアプリです。
このアプリの優れているところは、名前の通り全自動で測定をしてくれるところです。
アプリを起動する必要すらありません。
AppleWatchにアプリをインストールして、あとはAppleWatchをつけて寝るだけ。
わずかな昼寝でもしっかりと測定をしてくれます。AppleWatchからも確認可能で、上の図のように、睡眠の質もわかります。
また、睡眠中の心拍数もアプリに集計されます。
iPhoneではさらに見やすく結果がまとめられ、過去のデータや睡眠の質をグラフで表示できます。
一晩あたりのバッテリー消費量は約10%です。朝の身支度中に充電すれば100%にすることができるでしょう。
WatchOS 7からは睡眠分析アプリなしでできるようになりましたが、AutoSleepの方が精度が高く分かりやすいので今でも愛用しています。
以下の記事で、より詳細に紹介していますので併せてどうぞ!

文字盤に心拍数表示:HeartWatch
続いて、AutoSleepと同じ開発者によるHeartWatchというアプリです。
このアプリは、文字盤上に1日の最低心拍数と最高心拍数、1日の平均心拍数などを表示してくれるアプリです。
ちなみに純正の心拍数アプリは以下のように、ただのボタンとなってしまいます。


インフォグラフモジュラー用カレンダー:Fantastical 2
続いてはFantastical 2というアプリです。
このアプリの優れている点は、カレンダーの予定とリマインダーを一緒に表示できる点です。
このように文字盤を見ただけで次の予定がわかり、大まかな見通しをもてるところがこのアプリの優れている点です。
アプリを開くと、1日の予定やリマインダーがチェックできます。「休み」という紫色のものとその下の青いものはカレンダーに登録されている終日の予定です。
そして、その下の青いチェックボックスのあるものはリマインダーです。
このチェックボックスをタップすると実行済みとなります。
チェックボックスや予定の色はリマインダーや、カレンダーのカテゴリーカラーに合わせられています。
【追記】アップデートでリマインダーがわかりやすくなりました!(チェックマーク)
【追記】以前は買い切りアプリでしたが、月550円のサブスク型になってしまいました。
インフォグラフ用カレンダー:FirstSeed Calendar
先ほどのFantastical 2はインフォグラフモジュラーという文字盤で使っていますが、最大8個のコンプリケーションが配置できるインフォグラフ文字盤では、こちらのFirstSeed Calendarがオススメです。
上図左の真ん中上の日付と曜日が表示されているものがFirstSeed Calendarです。
その上には、次の予定(予定はありません)も表示されていますね。
FirstSeed Calendarのアプリを開くと、今後の予定やリマインダーが表示されます。
先ほどのFantastical 2は以下のように日付と曜日が表示されません。
FirstSeed Calendarは個別記事で詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。

乗り換えのタイミングを通知:駅すぱあと
続いては、駅すぱあとというアプリです。
いわゆる乗り換え案内アプリです。
iPhoneで検索をすると、その結果がAppleWatchに自動表示されます。
このアプリの最大のメリットは乗り換え時に通知してくれる点です。iPhoneでは通知に気付くことができないかもしれませんが、AppleWatchは手首に密着しているため、音がなくても振動のみで通知に気付くことができます。
また、AppleWatchで今どこを走っているのか、乗換まで何分なのかも確認できます。
混雑した電車の中で、いちいちiPhoneを取り出す必要がなくなります。基本的には無料で使用できますが、一部機能は有料となっています。
有料プランは月間200円もしくは、年間2000円となります。
音楽認識アプリ:Shazam
iPhoneでお馴染みの音楽検索アプリShazamですが、AppleWatchでも利用できます。
iPhoneで検索しようとしている間に、音楽が終わってしまった・・・ということありますよね。
AppleWatchは腕についているので、iPhoneからアプリを起動して検索するよりも早く検索することができます。
肝心の精度ですが、店内の雑音の中の小さな音でもしっかりと判別してくれます。
AppleWatchのスピーカーを使って、その場で試聴することもできます。
素早さが求められるShazamは、iPhoneよりもAppleWatchで使うことをおすすめします。
QRコード決済といえば:PayPay
キャッシュレス決済で有名なPayPayですが、実はAppleWatchで使用することでより使いやすくなります。
PayPayのAppleWatchアプリを使うことで、いちいちポケットのiPhoneを取り出すことなくAppleWatchを数タップするだけで良くなります。文字盤にPayPayを登録しておけば一瞬でコードが表示できます!
バーコードとQRコードの表示切り替えは、画面をタップすることで行えます。
さらに、このアプリの優秀なところは、画面を店員に見せるときに手首を戻してしまっても画面が消えないところです。これにより、本当に決済が楽に行えるようになりました。
Twitterアプリ:Chirp
AppleWatchにはTwitter公式アプリがありません。
そこで、こちらのChirpを使うことでAppleWatchでもTwitterを見ることができます。
リツイート、いいねはもちろんのこと、Pro版へアップグレードすることでメッセージの確認、検索、リストの表示までできてしまいます。文字盤でも確認ができるので、Twitterの確認をこまめにしたい方には必須アプリです!
1タップで録音!自動テキスト変換:Just Press Record
AppleWatchには純正のボイスメモアプリがありますが、おすすめはJustPressRecordというアプリです。
コンプリケーションに登録しておくと1タップで録音が開始され、データは自動でiPhoneに同期されます。
iPhoneでは、録音した音声がテキストに変換され、他のアプリに貼り付けることもできます。
テキストは音声データと同期されており、テキストをタップするとその地点から再生することができます。
スロー・倍速再生にも対応しており、長時間の録音には最適のアプリです。
以下の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はご覧ください。

星座盤アプリ:NightSky
続いてはNightSkyという星座表アプリになります。
ジャイロセンサーを用いて、腕の動きに合わせて今向いている方向の星座を表示してくれます。
AppleWatchを下に向けるとコンパス表示になり、コンパス上に主な星も表示されます。
このアプリにはナイトモードがあり、表示が赤と黒のみにすることができます。
これにより、目が明るさに慣れてしまうことがないので天体観測の邪魔をしません。
実は、AppleWatchの懐中電灯機能に赤ライトがあるので、星空観察時はAppleWatchが大活躍です!
(天体観測では赤ライトが基本とされているようです)
下からスワイプして懐中電灯を起動。左に2回スワイプで赤ライトです!
ワークアウトアプリ:StreaksWorkout
続いてはStreaksWorkoutというワークアウトアプリです。
AppleWatchといえばワークアウトですが、純正のワークアウトアプリには細かな種目がありません。
しかし、このStreaksWorkoutは以下のように細かな種目まで用意されています。計測中は心拍数なども表示されます。
この画面の左には終了・一時停止など、右には音楽再生画面があります。
ワークアウトの結果は「ヘルスケア」アプリに連携されます。
自宅で自重トレーニングをされている方におすすめです。
防災情報アプリ:Yahoo!防災速報
続いて、Yahoo!が提供しているYahoo!防災速報というアプリです。
このYahoo!防災速報は現在地や登録地点において出された、各防災情報を通知することができます。
通知できる情報は以下の通りです。
この他、「火山情報」「国民保護情報」「防犯情報」「自治体からの緊急情報」「訓練情報など」があります。
とても細かいところまで設定ができるのでありがたいです。
お子さんがいらっしゃるご家庭は、熱中症情報や防犯情報も嬉しいのではないでしょうか。
以下、偶然撮ることができた 防災情報が出された時のAppleWatchの通知の様子です。
純正計算機アプリより使いやすい電卓アプリ:Calzy
次に紹介するのはCalzyというアプリです。
正直、私自身AppleWatchで計算機機能なんか使わないし、そもそも小さすぎて使えないでしょ、と思っていました。
しかし、このアプリは数字のボタンも大きく使い勝手も良いため、iPhoneを手放せないときや手元にないときにさっと計算できるので便利でした。
以下、使用動画です。左手での操作でタッチミスもあります。
右手の人差し指でタッチをするとほぼミスなく使用できます。
iPhoneやiPadでは、計算結果の下に計算式を表示できたり、過去の計算履歴を残しておけたりと標準のアプリにはない機能が備わっています。
一度購入すると、iPadでも使用できるのが嬉しいポイントです。
iPadには相変わらず純正計算機アプリがありませんので、こちらのアプリをおすすめします。
ウィジェットに登録しておくことですぐに計算することもできます。

家電リモコンアプリ:RemoNK
最後に、RemoNKというアプリです。
このアプリと、NatureRemoという家電コントローラーを合わせることで、AppleWatchから家電の操作ができるようになります。
NatureRemoもおすすめのガジェットですので、要チェックです!
以上、AppleWatchにオススメなアプリ15選でした。
AppleWatchを使いこなし、より便利な生活を送りましょう!

