最近、スマホがどんどん高価になってきていますよね。
その分修理費用も信じられない額になってきています。
iPhone 11 Pro Maxの画面を割ると(Apple公式で)35,800円もかかります。
ちなみに、背面ガラスは64,800円・・・
そんな時に頼れるのがApple公式の保証サービス「AppleCare+」ですね。
AppleCare+に加入しておけば、修理代金が大幅に抑えられます!
その通りです。
そこで、最近口コミで広がってきている「モバイル保険」というものと「AppleCare+」を比較してみましたのでご覧ください。
場合によっては、月々の支払いを大きく減らせるかもしれません!
目次
モバイル保険とは
モバイル保険とは、さくら少額短期保険株式会社さんのサービスで、スマートフォンをはじめとする Wi-Fiに接続できる機器の修理代金を保証する保険です。
料金
早速、保険料についてですが、モバイル保険は月額700円(非課税)です。
保証内容
そして、最も大切な保証内容ですが、
主端末が年間10万円まで
副端末が年間3万円(合計)まで
この金額内であれば何度でも保証がききます。
さらに、1年経てばリセットされるので、また年間10万円まで(副端末保証含む)保証してくれます。
また、メインのスマホ以外にお持ちの、AppleWatch、iPadやWi-Fi対応のカメラなども2台まで登録でき、年間合計3万円まで保証してくれます。
加入条件・加入方法
まず、モバイル保険に加入するための条件です。
①加入予定端末が購入から1年以内
(1年経過していてもメーカー有料保証に加入していれば加入可能)
②加入時に故障していないこと
③中古販売店で購入したスマホは、
購入店の保証が3ヶ月以上あり、その期間内であること
①購入してから1年間は加入できるので、初めは保険や保証サービスに入っていなかったけれど、やっぱり入っておこうという人にぴったりですね。
②当たり前ですが、壊れているスマホで加入はできません。
加入時にスマホの写真を提出します。(日付やシリアルナンバーの確認できる画面を表示して撮影)
③中古のスマホでも加入できるという親切サービスですが、メルカリやオークションで個人間売買されたものは加入できません。
中古販売店で購入し、尚且つ購入店の保証が3ヶ月以上ある端末のみ、その保証期間内であれば加入できます。
モバイル保険に加入するには、モバイル保険のホームページからネットで申し込みができます。
契約日の翌日0時から保証が適用されます。
Apple Care+とは
AppleCare+はAppleが公式で出している保証サービスです。
公式ゆえ、迅速かつ手厚い対応が得られます。
料金
料金は端末ごとに異なります。
以下の表は、一例です。
保証内容
AppleCare+に加入していると、各修理代金が大幅に削減できます。
というのも、AppleCare+に加入していれば無料で修理ができるというわけではないのです。
過失による損傷は、AppleCare+の料金+サービス利用料が必要になります。
サービス利用料はiPhoneのモデルに限らず、
・ディスプレイ面の画面割れで3,400円
・背面ガラスを含むその他の損傷で11,800円
・バッテリー交換は無料
となっています。
他にも、以下のような保証が付帯します。
・2年間の優先サポート
・テクニカルサポート優先アクセス
・エクスプレス交換サービス
加入条件・加入方法
加入条件は、
iPhone購入時、もしくは
新品で購入から30日以内
以上です。
加入方法は、
①店舗で購入時に加入する
②iPhoneの「設定」>「一般」>「情報」>「AppleCare+ 保証が利用可能です」を選択
③オンラインで購入
④直営店のApple Storeで購入
⑤0120-277-535に電話して購入
の5つです。
多くの方が①の購入店舗で同時加入をしています。
購入時に加入し忘れた場合、後から加入したくなった際には②〜⑤で加入可能です。
損傷別にかかる費用を比較
ここからは、モバイル保険とAppleCare+でかかる費用を比較していきます。
実際に損傷させてしまった場合にかかる費用をみていきましょう。
今回の条件は以下の通り。
・iPhone 11 Pro 64GB
・AppleCare+は盗難・紛失プラン
画面割れでかかる費用
2年間で1回画面を割ってしまう計算です。
2年間の費用全体で計算すると、モバイル保険が14,220円お得になっています。
背面ガラス割れでかかる費用
2年間で1回割る計算
2年間の費用全体で計算すると、モバイル保険が23,460円お得になっています。
水没でかかる費用
2年間で1回水没する計算です。
2年間の費用全体で計算すると、背面ガラス割れと同じでモバイル保険が23,460円お得になっています。
盗難でかかる費用
2年間の費用全体で計算すると、AppleCare+が68,140円お得になっています。
盗難では、新しいiPhoneを購入しなければなりません。
しかし、モバイル保険では25,000円までしか保証してくれないので、大きく差が出てしまいました。
ちなみに、モバイル保険は紛失には対応していません。
モバイル保険のメリット
ここからは、それぞれのメリット・デメリットについてまとめていきます。
まずはモバイル保険のメリットからです。
①Apple非公認の中古販売店で購入したiPhoneでも加入可能
(購入店による3ヶ月以上の保証がある場合のみ)
※中古販売店以外(メルカリやオークション)での購入機種は加入不可
②購入から1年以内であれば加入可能
(1年経過していてもキャリアやメーカーの有償保証に加入していれば加入可能)
③年間10万円以下であれば何回でも保証
④サブデバイスも合わせて3台まで保証
⑤保証期間は保険加入している限り続く
⑥Apple正規サービスプロバイダー以外の修理でも保証
⑦iCracked Storeなどのリペアパートナーの店舗であれば、支払いをすることなく修理してもらえる
デメリット
①Apple Storeが近くにないとiPhoneが手元にない時間ができる可能性がある
(キャリアが代替機を貸してくれることも)
②修理費用の申請が必要・修理費の振り込みまで時間がかかるので立替が必要
③海外での故障は対象外
④修理不能(全損)・盗難の場合には25,000円までしか保証されない
⑤置き忘れ・紛失は対象外
⑥充電器などの付属品は対象外
Apple Care+のメリット
続いてAppleCare+のメリットについてです。
①電話一本で翌日に新品が届くので、手元にiPhoneのない時間ができない
②店舗で修理不能の場合も、新品と交換または工場で修理可能
③海外でもAppleのサービスが利用できる国であれば、その場で修理可能
④2,000円追加で盗難・紛失にも対応
⑤加入時の審査がない
⑥修理費用の申請が不要
⑦Appleスペシャリストが丁寧に対応
⑧充電器・バッテリーなども保証
デメリット
①iPhone購入から30日以内でないと加入できない。
②保証期間は2年間のみ
③値段が高い、加入していても別途料金がかかる
④過失・事故による修理保証は2年間で2回まで
⑤店舗ではAppleStoreかApple正規サービスプロバイダでしか修理できない
※AppleStoreかApple正規サービスプロバイダー以外で修理すると保証対象外になります。
まとめ
モバイル保険はこんな人におすすめ
モバイル保険は、月700円で最大3台まで保証してくれるという点が最大のメリットです。
いくつものデバイスをお持ちの方はモバイル保険の方が安く済むでしょう。
特に、モバイル保険はApple製品以外のデバイス(カメラ等)をお持ちの方に とても良いサービスなのではないでしょうか。
また、今までに画面割れなどの損傷をした経験がほとんどない方にもオススメです。
ちなみにiPhone、iPad Pro、AppleWatchすべてAppleCare+に加入している私は、2年間で35,340円も損していました・・・
実は、この他にもiPad mini、AirPods ProもAppleCare+に加入しているのです。。。
AppleCare+はこんな人におすすめ
AppleCare+は料金が高いところがネックです。
しかし、電話一本で新品をすぐに送ってくれたり、面倒な申請手続きも必要ありません。
忙しくて店舗に行けない方、田舎で近くに店舗がない方、iPhoneが手元からなくなると困る方にはAppleCare+がオススメです。
ただし、購入から30日という期限があります。
この期限を過ぎてしまった方は、AppleCare+に加入できませんが、何も保険に入らないというのはやめた方が良いでしょう。
新しいiPhoneに買い換えるまでは、モバイル保険などの保険に加入しておき、AppleCare+に乗り換えるのがオススメです。