以前の記事で、iPadを使った勉強術をご紹介しました。
今回の記事では、
といった疑問にお答えすべく、サイズ、性能、容量(ストレージ)の3つのポイントから解説していきます。
また、iPadをお得に購入する方法もご紹介していますので最後までご覧ください!
目次
おすすめiPadはズバリこれ!
最初から結論を言ってしまうと、
iPad Air 64GBがオススメ
勉強用iPadの選び方は勉強スタイルにも依存するので、絶対にこれを買えば間違いない!という答えはないのですが、個人的にはiPad Airがオススメです。
理由は順を追って説明していきます。
サイズからみたオススメiPad
現在、iPadは小さいものから順に 8.3インチ、10.2インチ、10.9インチ、11インチ、12.9インチが発売されています。名前は左から、iPad mini、iPad、iPad Air、iPad Pro 11インチ、iPad Pro 12.9インチです。
サイズは以下の表をご覧ください。
iPad mini | iPad | iPad Air | iPad Pro 11′ | iPad Pro12.9′ | |
ディスプレイ サイズ |
8.3インチ | 10.2インチ | 10.9インチ | 11インチ | 12.9インチ |
高さ | 195.4mm | 250.6mm | 247.6mm | 247.6mm | 280.6mm |
幅 | 134.8mm | 174.1mm | 178.5mm | 178.5mm | 214.9mm |
厚さ | 6.3mm | 7.5mm | 6.1mm | 5.9mm | 5.9mm |
重量 (セルラー) |
293g (297g) |
483g (493g) |
458g (460g) |
468g (468g) |
631g (633g) |
大体のサイズで言うと、
- iPad miniはA5サイズ
- iPad、iPad Air、iPad Pro11インチはB5サイズ
- iPad Pro12.9インチはA4サイズ
です。
iPad miniは小さすぎ!?
Apple公式より引用
iPad miniは全iPadの中でもっともサイズの小さいモデルで、持ち運びしやすい・省スペースなのがメリットです。
勉強机に置いてあっても、電子辞書サイズ(A5用紙とほぼ同じ)なので邪魔になりません。
またギリギリ片手で持てるサイズなので、出先でも使いやすく電子書籍や辞書アプリ、学習アプリを使った勉強をされる方にオススメです。
しかし手書きアプリを使って、iPadをノート代わりにする勉強法をお考えの方には画面が小さすぎるため、iPad miniはおすすめできません。
おすすめはiPad以上のサイズ
iPadで勉強したいという人は、iPadを便利に、効率的に使いたいと思っているのではないでしょうか。
そんなみなさんには、やはりある程度のサイズが必要です。
手書きアプリを使った学習を考えている人は、なおさらだと思います。
iPadの画面を左右にわけて2つのアプリを起動するSplitViewは、非常に効率的な学習ができます。画像はiPad Pro 11インチ
そういった使い方をしたいならば、10.2インチ以上(B5用紙とほぼ同じ)サイズから検討していきましょう!
iPadを活用した具体的な勉強術は以下の記事をご覧ください。
性能からみたオススメiPad
サイズを考えると、iPad、iPad Air、iPad Proが残ります。
iPadはディスプレイがダメ!?
iPadはエントリーモデルで、コストを抑えて作られています。
具体的にどの点が、他のiPadに比べて劣っているのか詳しく見てみましょう。
iPad Proは名前の通り、飛び抜けた性能を持っているのでiPadと近い性能を持つiPad Airと比較してみましょう。
iPad | iPad Air | |
CPU | A13 Bionic | M1 |
最大ストレージ | 256GB | 256GB |
解像度 | 2,160*1,620(264ppi) | 2,224*1,668(264ppi) |
反射防止コーティング | × | ○ |
広色域ディスプレイ(P3) | × | ○ |
True Toneディスプレイ | ○ | ○ |
バックカメラ | 8MP | 12MP |
ApplePencil | 第1世代 | 第2世代 |
Smart Keyboard | ○ | ○ |
まずはiPadの脳とも言えるCPUですが、iPadはA13 BionicでiPad AirはA14 Bionicです。
iPadはiPhone 11、iPad AirはiPhone 12と同じCPUです。
続いて、ディスプレイです。
解像度はどちらも264ppiなので同じですが、iPadはフルラミネーションディスプレイではありません。
フルラミネーションディスプレイとは、表面のガラス、タッチセンサー、液晶をすべて圧着したもので液晶が近く感じます。
このフルラミネーションディスプレイを搭載していないiPadは、表面から液晶までに隙間があります。ガラスと液晶の間に隙間があり、黒い部分が目立っています。
この隙間があることにより、ApplePencilで手書きをするときにズレ(視差)が生じてしまうのです。
勉強をする人は、ガシガシと手書きをすることが多いと思います。
その時に起こる微妙なズレが、気になることがあります。
したがって、手書きアプリでノート代わりに使いたい人にiPadはあまりおすすめできません。
iPad AirとiPad Pro
残るは、iPad AirとiPad Proです。
iPad ProはiPadの中でも最高スペックを誇るフラグシップモデルです。
もちろんお値段もフラグシップ。
iPadで本格的に映像編集や画像編集などをしたい人にはiPad Proがオススメです。
しかし、iPadで勉強をしたいのであればiPad Airがオススメです。
iPad Airも、M1チップ搭載、第2世代Apple Pencil対応、フルラミネーションディスプレイ搭載のハイスペックモデルです。
これから何年も快適に使用できるだけの性能を持ち、画面サイズも10.9インチでSplit Viewをする際にも問題ないでしょう。
ストレージ容量から見たオススメiPad
最後に、ストレージの選び方です。
以下の表は全モデルのストレージ容量対応表です。
iPad mini | iPad | iPad Air | iPad Pro | |
64 GB |
○ | ○ | ○ | ○ |
256 GB |
○ | ○ | ○ | ○ |
512 GB |
× | × | × | ○ |
1TB | × | × | × | ○ |
iPadに何も入れていない状態でも、OSの容量分として約5〜7GBが使用されます。
したがって、表示されているストレージから5〜7GB引いたものが実際に使用できるストレージになります。
私は手書きアプリを使って5年以上仕事をしていますが、使用しているのは40GBほどです。※半分は写真のデータです。
このことからも、64GBあれば十分だと言えるでしょう。
不足してしまった場合にはiCloudに契約し、写真や不要なデータファイルをクラウド上に保存することをおすすめします。
私のiPadも半分以上は写真データが占めていますが、iCloudを契約し「iPadのストレージを最適化」すると一気に容量が削減できます。
iPadをお得に買う方法
iPadは基本的に値下げされません。
年始にAppleが行う購入者ギフトカードプレゼントや、Amazonなどの型落ちモデルのセールくらいです。
しかし、定価でもお得に手に入れる方法があります。
楽天市場でAppleギフトカードを購入する
11月から楽天市場で「Appleギフトカード」が販売されています。
このギフトカードはAppleストアでの購入にも使用することができ、購入金額に応じて楽天ポイントが付与されます。
初めて購入する場合は購入制限がありますが、「ショップ買いまわり」キャンペーンや楽天サービスの利用で10%ポイント還元も十分狙えます。
ギフトカードは詐欺も横行しているので、必ず楽天公式販売店から購入しましょう。
楽天リーベイツ
AppleStoreのサイトに行く前に、楽天リーベイツというポイント還元サイトを経由することで購入金額の最大5%※が楽天ポイントでもらえます。※楽天スーパーセール期間中など
iPad Airは最大で約5,000円分となります。
新型のiPadやiPad miniなど対象外の商品もありますので、必ず楽天リーベイツのポイントバック対象条件を確認してください。
購入手順
しっかりと値引きされた価格で購入するための手順をご紹介します。
楽天市場でAppleギフトカードを購入
楽天リーベイツにアクセスする
(ログインまたは登録が必要)
楽天リーベイツからAppleStoreへアクセスする
AppleStoreでiPadを購入する
なお学生の場合は、「学生・教職員向けストア」から購入することでさらに安く購入できます。
まとめ
2回目になりますが、私のオススメ勉強用iPadは
iPad Air 64GB
です。
サイズ、性能、コスパのどれに置いても現状ベストであると言えます。
ただし、はじめにも述べたように勉強スタイルによってはiPad miniがいい人、iPad Proがいい人もいます。
選び方のポイントとして参考になれば幸いです。