最近、Apple Watchをはじめとするスマートウォッチが普及し始め、学校の先生方でも使用している先生をよく見かけます。
私自身も、６年ほどApple Watchを愛用しており、今ではApple Watchなしの生活は考えられません。
そこで、今回は教員がApple Watchを使用するメリットをご紹介していきます。
具体的には、
なぜ身につけるべきか
どんなメリットがあるのか
どんなことができるのか
こんな内容でお伝えできればと思います。
目次
なぜ教員こそApple Watchを身につけるべきなのか
先生方は教務必携という手帳を持ち歩いて、タスク管理をしている方がほとんどです。
私も初めはそうでした。
しかし、時間に追われているとメモを見ることすら厳しいことも多々ありました。
そこで、完璧にタスクをこなすためのツールとしてApple Watchを導入しました。
Apple Watchは予定やリマインダーを通知してくれるので、やるべきことを確実にこなすことができるようになります。
そして、多忙を極めストレスの多い先生方の健康を常に監視し、危険な状態にある場合は通知してくれる健康管理機能も魅力の一つです。
Apple Watchのメリット
通知なら、iPhoneやiPadでもできるのではないか、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、以下の点で圧倒的にApple Watchが有利なのです。
手首に密着しているので通知を逃さない
時計感覚で確認できる
iPhoneが近くになくても使用できる
通知を逃さない
iPhoneやiPadでは通知が来ても見逃してしまうことがあります。
特に学校では、マナーモードが必須なので音を鳴らすことができないのも致命的です。
しかし、AppleWatchは手首に密着しているので、わずかなバイブレーションでも気づくことができます。
時計感覚で確認できる
もし、iPhoneで通知に気づくことができても、授業中や子どもの目の前でiPhoneを取り出すのは気が引けますよね。
そもそも、スマホ持ち歩き禁止の学校も多いのではないでしょうか。
しかし、AppleWatchであれば通知の確認も外から見れば、ただ時間を確認しているだけ。
iPhoneが近くになくても使用できる
さらに、Apple Watchは他のスマートウォッチと異なり、iPhoneが近くになくても単体で使うこと(通信)が可能です。
なので、iPhoneの持ち歩きが禁止の学校でもしっかりと通知を受け取ることができます。
予定やリマインダーはApple Watchに自動で保存されているため、iPhoneが離れていても通知されます。
電話やメールなどの通信を伴う通知も、セルラーモデルを購入してキャリア契約することで、Apple Watch単体の通信が可能になります。
Apple Watchでできること
では、AppleWatchがあると通知を受け取る以外に、他にどんなことができるのかご紹介していきます。
特に学校現場で活用できそうなものをご紹介します。
カレンダー・リマインダーの確認
天候・防災情報の確認
ボイスメモ
計算機
写真を見る
電話
Siri
カレンダー・リマインダーの確認
Apple Watchは通知の確認だけでなく、今後の予定やリマインダーの確認もできます。
上のようにiPhoneでいうホーム画面に登録しておけば、ひと目で確認できます。
さらに、アプリを開けば詳細も確認できます。(下図)
天候・防災情報の確認
AppleWatchにはあらかじめ「天気」アプリが入っており、気温や天候、紫外線の情報が確認できます。
しかし、Yahoo!の天気アプリや防災アプリを入れると、雨雲が近づいてきたり、熱中症の危険が高まると通知をしてくれます。
この機能を活用すると、水泳指導や部活指導で安全に指導することができます。
ボイスメモ
AppleWatchでもボイスメモを録ることができます。
JustPressRecordというアプリを使用すると、録音した音声を自動的にテキストに変換してくれるので、確認するときに非常に便利です。
iPhoneで再生中のメディア操作
iPhoneで音楽や動画を再生すると、AppleWatchで曲送りや再生・停止、音量調整ができます。
この機能を使うと、運動会シーズンのダンス練習でとても便利です。
iPhoneを学校のスピーカーなどに接続し、自分はダンス指導をします。
曲を止めたり、巻き戻したい時に、iPhoneのところへ戻らなくてもAppleWatchで操作できるというわけです。
計算機
ちょっとした計算をする時、近くに計算機がない場合にはAppleWatchの「計算機」アプリで計算をすることができます。
写真を見る
AppleWatchで何の写真を見るのか、と思われると思いますが、
私は、校時表を見ています。
新しい教育課程になり、短縮校時などの変則的な時間変更で間違えてしまわないようにチェックしています。
他にも時間割を入れておいてもいいですね。
電話
基本的に、学校の中でAppleWatchを使って電話をすることはありません。
しかし、子どもが倒れてしまったときなどの緊急時に電話がすぐにできるのは助かります。
Siri
もちろん、子どもの前で「Hey Siri!」なんて言いません笑
竜頭(デジタルクラウン)を長押しすることでSiriが起動するので、音声入力でメモやリマインダーを追加する時に使います。
その他にもApple Watchでできることはたくさんありますので、気になる方は以下の記事をご覧ください。
教員におすすめのApple Watchはこれ！
最後に、
いくらくらいするの？
という疑問に答えていきます。
現在販売されているモデルは、Series 3、SE、Series 7の３モデルです。
さらに、２種類の大きさがあり、Series 3は38mmと42mm、Series 7とSEは41mmと45mmのサイズ展開です。
さらにさらに、SEとSeries 7はそれぞれGPSモデルとセルラーモデルの２種類に分かれています。
先に結論を述べておきます。
AppleWatch SEのGPSモデル
値段は￥３２,８００円です。
順を追って説明をしていきます。
初めてならApple Watch SEがおすすめ
まず、初めてApple Watchを買うのであれば、無理にSeries 6を買う必要はありません。
その一番の理由は、価格差にあります。
以下の表をご覧ください。
| 最低価格(税別) | |
| SE | 32,800 |
| Series 7 | 48,800 |
| 価格差 | 14,300 |
さらに、Series 7で得られるメリットもそこまで大きくありません。
パッとわかるメリットは、心電図、血中酸素濃度、常時ディスプレイ表示でしょう。
以前はSeries 3を推していましたが、そろそろOSのアップデートについていけなくなると思います。
そのため、今私がおすすめするApple WatchはApple Watch SEとなります。
Apple Watchのサイズについて
続いて、サイズについてです。
Apple Watch SEには40mmと44mmの２サイズあります。
私は腕が細い方なので、40mmを使用していますが、画面が小さくて困るということはありません。
男性でも44mmは存在感のあるサイズです。
可能であれば、Apple Storeやビックカメラなどで試着してみてください。
ちなみに、iPhoneのAppleStoreアプリでは実物大の画像をチェックできるので、気になる方はチェックしてみてください。
Applw Watchにセルラー機能は必要か
ここからは、セルラーモデルとGPSモデルのどちらがいいかを判断するための解説をしていきます。
まず第一に、ご使用のiPhoneが3大キャリアに契約していなければセルラーモデルの契約ができません。
格安SIMをご使用の方は、GPSモデルを選びましょう。
さらに、3大キャリアをご使用中でも、普段iPhoneを肌身離さず持ち歩いている人はGPSモデルで十分です。
校内スマホ持ち歩き禁止、かつ常に通知を確認したい方のみセルラー版を購入しましょう。
なお、AppleWatchにあらかじめ転送されている予定やリマインダーは、iPhoneから離れても時間になると通知されます。
お得に買う方法
iPadやMacはApple公式で教職員割引がありますが、Apple Watchは対象外となっています。
そのため、安く買うにはヨドバシカメラなどのポイント還元が得られる家電量販店で買う方法があります。
しかしポイントはそのお店でしか使えないというデメリットがあります。
Amazonなどのセールも狙い目ですが、不定期開催かつ在庫が少ないのでなかなか難しいです。
そこでおすすめなのが、楽天リーベイツです。
楽天リーベイツ
楽天リーベイツとは、楽天の公式ポイント還元サービスです。
楽天以外の販売店も楽天リーベイツのリンクから飛ぶことで、購入額の最大５％を楽天ポイントとして還元してくれるというものです。
具体的な手順としては、楽天リーベイツにアクセス（楽天リーベイツに登録）してからAppleStoreに移動することで楽天ポイントでもらえます。
Apple Watch Series 7など対象外の商品もありますので、必ず楽天リーベイツのポイントバック対象条件を確認してください。
まとめ
したがって、もう一度結論を述べると、
AppleWatch SEのGPSモデル
となります。
AppleWatchは学校で活用するだけでなく、健康的に過ごす上でも素晴らしいはたらきをしてくれます。
身体が資本の先生方には、ぜひ健康に過ごしていただきたいです。
どのような健康管理機能があるかは、以下の記事をご参照ください。
