以前の記事で、AppleWatchの睡眠分析アプリを3つご紹介しました。
記事の中で、少しだけ「スマートアラーム」について触れていました。
ただ、一晩の消費電力があまりにも多いことと、精度の低さから細かい説明はしていませんでした。
しかし、「SleepCycle」というアプリがアップデートにより素晴らしい精度と省電力化されたのでご紹介したいと思います。
スマートアラームとは
スマートアラームとは、設定した起床時間より前に、最も目覚めやすい時間にアラームを鳴らしてくれるという機能です。
なぜそんなことができるかというと、人は浅い睡眠と深い睡眠のサイクルを繰り返しています。
浅い睡眠中には、夢を見たり寝返りを打ったりしています。
この時の動きや音を分析して、浅い睡眠時にアラームを鳴らすという仕組みになっています。
睡眠が浅いときにアラームが鳴ると
目覚めがスッキリする
といったメリットがあります。
Apple Watchにはいくつかのスマートアラームアプリがあります。
以前の記事で紹介した、「AutoWake」「Pillow」「Somnus」がその一例です。
AutoWakeはAppleWatchの動きで睡眠の深さを測定
PillowとSomnusはマイクで測定した音の大きさによって睡眠の深さを測定し、アラームを起動しています。
しかし、どのアプリも一晩で約30%もバッテリーを消費してしまいます。
その上、精度もいまいちでした。
Sleep Cycle
そこで今回ご紹介するSleepCycleです。
主な機能
SleepCycleはデバイスの動きやマイクで拾った音の大きさで睡眠の深さを分析するアプリです。
iPhoneでは、動きで分析するか、音で分析するかを選ぶことができます。
そして、起床時刻までの一番睡眠の浅いタイミングでアラームを鳴らしてくれます。
もちろん、何分前からアラームを鳴らしていいかも決めることができます。
AppleWatchアプリでは、動きから睡眠の深さを分析し、最適なタイミングで起こしてくれます。
スヌーズの時間も手動か、睡眠の深さかで決めることができます。
iPhoneのアプリには、AppleWatchから収集した睡眠分析結果が表示されます。
精度・バッテリー
AppleWatchの動きから睡眠を分析していることもあり、かなりの精度の高さだと思います。
アラームの鳴り始めから気づくことができ、スッキリとした目覚めをすることができました。
「Pillow」や「Somnus」は音による分析だったので、かなり精度が低かった印象です。
また、バッテリー消費量は一晩(7時間強)で約10%でした。
さらに、分析精度を見るためにAutoSleepも同時に動かしていました。
これだけ省電力であれば、1台しかAppleWatchを持っていなくても十分活用できそうです!
プレミアム版
基本的には無料で使用できるアプリですが、プレミアム版もあります。
プレミアム版は年間3,000円で、長期にわたる睡眠の記録から規則性などの分析もしてくれるようになります。
おすすめの使い方
このSleepCycleはスマートアラームとしては、かなり優秀なアプリです。
しかし、睡眠の分析となるとプレミアム版に登録しないといけません。
そこで、スマートアラームはSleepCycle、分析はAutoSleepといった二刀流が良いと思いました。
また、睡眠時にはAppleWatchを「おやすみモード」「シアターモード」にすると、通知に邪魔されず、画面も点灯しなくなるのでおすすめです!
まとめ
AppleWatchは健康管理にとても便利なガジェットです。
睡眠は健康的に過ごす上で欠かすことのできないものだと思います。
何より、スッキリと目覚めることができると1日プラス思考で頑張ることができるような気がします!
このアプリを使って、明日も一日頑張りましょう!!
Sleep Cycle
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