週予定や行事予定、名簿などを管理している手帳『教務必携』をお使いの先生が多いと思います。
しかし私はどうも好きになれず、iPadで全て管理するようにしています。
今回は、紙の教務必携とデジタルの教務必携を比較し、どちらの方が使いやすいのか私なりの意見をご紹介します。
デジタル教務必携とは
まずはじめに、デジタル教務必携とは何かを簡単にご説明します。
デジタル教務必携とは、iPadに取り込んで使うPDF形式のデータで、今回使用するデータはICTeacherさんで販売されているものになります。
こちらのPDFをGoodNotesなどの手書きアプリに読み込んで使用します。

紙とデジタルの比較
紙とデジタルの双方にはメリットとデメリットが両方あると思います。
紙の教務必携
まずは紙の教務必携のメリットから
・様々な種類がある
・情報漏洩の心配が少ない
・今日の一言などの格言があるものも
教務必携には様々な種類があり、書店で購入できます。
そして、紙媒体なので、持ち出さない限り情報漏洩はまずないでしょう。
また、教務必携によっては、「今日の格言」、「学級経営のコツ」などが載っているものもあり、話のネタにもなりますね!
紙のデメリットも見ていきましょう。
・予定表などをのりで貼ると分厚くなる
・どこに何を書いたのか分からなくなる
・バックアップが取れない
・ボロボロになる
・修正しにくい
週予定や年間行事予定表を教務必携に貼り付けている先生をよく見かけます。
しかし、1年の後半になるにつれて教務必携が肥大化していきます。
当たり前ですが紙の教務必携はバックアップが取れません。
汚れたり、破れたり、なくしたりしたら終了です。
失くさなくてもほぼ毎日持ち運ぶのでボロボロになってしまいますよね。
ほとんどの先生は鉛筆やシャーペンで記入していると思いますが、消しゴムを使ったりと修正も大変です。
デジタル教務必携
続いて、デジタル教務必携について見ていきましょう。
まずはメリットから。
・写真の貼り付けが楽、かさばらない
・文字検索で一発で目的の場所へ
・バックアップが取れる
・修正しやすい
PDFデータなので、写真の貼り付けが簡単で、いくら貼り付けても分厚くなったり、(物理的に)重くなることはないです。
また、バックアップも簡単にとることができるので、万が一に対応できます。
修正するにも、手書きアプリを使えば簡単にできます。
GoodNotes 5であれば、手書き文字も検索することができるので
ということもなくなります。
続いてデメリットです。
・販売されているものが少ない
・情報漏洩の危険性がある
ICTeacherというショップを見つけましたが、今のところ他でPDFの教務必携は販売されていないと思います。
また、デジタルにつきものなのが情報漏洩ですね。
USBにバックアップして失くしてしまうなど、個人の過失もありえます。
iPadがあるならデジタル
どちらもメリットとデメリットがありますが、もしすでにiPadをお持ちであるならばデジタルをオススメします。
iPadに教務必携を入れることで、教科書、教材研究、教務必携がiPad1台で完結します。
時数集計表も入れることで業務の大半がiPadで済んでしまいます。
スマートに仕事ができるデジタル教務必携がおすすめ!
