一昨年前にAnker PowerExpand 13-in-1を購入し、MacBook Proをケーブル一本でモニターなどに接続できる環境を構築していました。
しかし、どうもサイズが大きいところが気になり始め、CalDigitのSOHO Dockという小型のドッキングステーションを購入しました。
価格はAmazonで約1万円でスペックを踏まえると非常にコスパの高い商品なので、初めてのドッキングステーションにもおすすめです。
目次
概要&スペック
CalDigitはTS3 PlusやTS4といった超高スペックなドッキングステーションで有名なメーカーです。
今回ご紹介するSOHO Dock Gen2はCalDigit製品の中ではエントリークラスに位置するドッキングステーションです。
SOHO Dock Gen2の基本情報については以下の通り。
CalDigit SOHO Dock Gen2 | |
価格 | 11,440円 ※執筆当時Amazon価格 |
USB Type C | 10Gbps ×2ポート 最大100W電源用×1ポート |
USB Type A | 10Gbps ×1ポート |
SD / microSD カードスロット |
UHS-Ⅱ対応 |
HDMI | 2.0b ×1ポート |
DisplayPort | 1.4 ×1ポート |
外観
ここからは外観をご紹介していきます。
外箱は本体サイズに近いサイズで非常にコンパクト。
中には説明書類と本体、0.5mのUSB Type Cケーブルが同梱されていました。
説明書、注意書きのシールもしっかりと日本語表記がありました。
本体はアルミ製で、カラーはMacBookなどのスペースグレイに近い色合いです。
端子部分はプラスチックですが、マットなブラックになっていてサイズ感の割にチープ感はあまりありません。
サイドのホストマシン接続用端子はアルミが切り抜かれている形。
底面は四隅にゴム脚があるので滑りにくそう。
SOHO Dockを選んだ理由
さまざまなUSBハブ、ドッキングステーションがある中、CalDigitのSOHO Dock Gen2を選んだ理由を2つご紹介します。
- ホストマシン接続端子が前面にない
- 映像出力方法が2つ以上ある
ホストマシン接続端子が横にあり、映像出力端子と電源が背面にあるところが一番の決め手です。
ドッキングステーションの前面にホストマシン接続端子があると、ケーブルがデスク上に伸びてしまい作業の邪魔になります。
そのため、前面以外にホストマシン接続端子があることは最低条件でした。
また、Appleシリコン搭載のMacは外部ディスプレイ、ドッキングステーションとの相性が大事で、相性が悪いとスリープ復帰しないなどの問題が発生します。
そのため、HDMI端子だけでなくDisplayPort端子があるところも大事なポイント。
使用感
ここからは、実際にしばらく使用して感じた点を項目ごとにまとめていきます。
映像出力について
最初に、M1 Pro MacBook Proとモニターを、DisplayPortで接続しようと試みましたが、見事に映りませんでした。
他のパソコンとの接続では問題なかったので、完全に相性が悪かったのでしょう。
そのためHDMIポートを使用したところ、問題なく映りスリープ復帰もできました。
Amazonのレビューでは、逆にHDMIが不安定でDisplayPortが安定するとの声もあったので、ディスプレイとの相性もあると思われます。
SDカードスロットについて
UHS-Ⅱ対応のため、速度は言うまでもなく速いです。
SDカードスロットは、押し込むとカチッとSDカードが固定され、取り出すときはもう一度押し込むと飛び出てくるタイプで、非常に質感が高いです。
充電について
入力は最大100Wまで対応ですが、CalDigit SOHO Dock Gen2がわずかに電力を消費し、MacBookには最大90Wでの給電となります。
16インチMacBook Proでは140Wまでの給電が可能ですが、そこまでの高負荷作業はなかなかないので問題ないでしょう。
発熱について
本体に貼られていたシールにもあるとおり、使用中は発熱しますが50℃程度で触れないほどではありませんでした。
サイズ感について
スペックの高さを考慮すると、CalDigit SOHO Dock Gen2のサイズ感はかなり小さいと言えます。
TwelveSouthのMacBookスタンドの下に配置することができるくらいです。
デスク全体で見ると、全く目立ちません。
また、CalDigit SOHO Dock Gen2はUSB Cハブとしても利用可能で、外出先ではパソコンに繋ぐだけで各端子が利用できます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
CalDigitのSOHO Dock Gen2は、TS3 PlusやTS4は高くて手が出ないという方、コンパクトでも高スペックなドッキングステーションが欲しいという方におすすめの商品ですので、是非チェックしてみてください。