先日のApple Special Eventで新型MacBook Proが発表され、私はあえてM1 MacBook Proを購入したわけですが、これを機に新たにデスクをセットアップし直しております。
そこで今回導入したのが、『Anker PowerExpand 13-in-1 USB-C Dock ドッキングステーション』です。
長い名前ですが、USB TypeCをHDMIやUSB Aに変換する大きなハブです。
外部モニターでもMacBookを使用したいという人には素晴らしいアイテムなので、ぜひご覧いただければ幸いです。
目次
USB Cドックを購入した理由
以前、MacBook Proを外部ディスプレイに接続していたときに使用していたのは、「LENTION」のドックでした。
コスパも高く、品質も良く、デザインも良い素晴らしい商品です。
その後今年4月にM1 Mac miniを購入し、直接Mac miniからHDMIで接続していました。
そしてまたM1のMacBook Proになったので、LENTIONのドックを介してディスプレイ表示をしてみたところ、大きな違和感がありました。
それはリフレッシュレートです。
Mac miniは4Kの60fpsで表示されていましたが、LENTIONのドック経由になると4K30fpsになってしまいます。
LENTIONを使い始めたときには気にならなかったリフレッシュレートも、一度60fpsに慣れてしまったことで大きな違和感を感じるようになりました。
終いには画面酔いするまでになってしまったため、今回新しいドックを購入することにしました。
※現在は、LENTIONから4K60fps対応のドックも販売されています。
Anker PowerExpand 13-in-1 USB-C Dock
そして、今回購入したのが「Anker PowerExpand 13-in-1 USB-C Dock」です。
Anker PowerExpand 13-in-1 USB-C Dockの主な仕様は以下のようになっています。
価格 | ¥19,990(Amazon) |
サイズ | 約 125 × 88 × 41 mm |
重さ | 約370g |
対応OS | Windows 10以降 mac OS X 10.10 以降 |
前面ポート | microSD / SDカードスロット (SD 3.0 UHS-I 対応) 3.5mmオーディオジャック データ転送用 USB-C 3.0 (10Gbps, 5V=1.5A) PD対応 USB-C (10Gbps, 15W / 18W) データ転送用 USB-A 3.0 (5Gbps, 5V=1.5A) |
背面ポート | HDMI 2.0 ×2 データ転送用 USB-A 3.0 (5Gbps, 5V=0.9A) ×2 ※充電非推奨 DP 1.4 イーサネット (1Gbps) 接続用USB-C (10Gbps,85W) DC入力 (20V=6.5A) |
全部で13ポート
PC給電用85WUSB-C、PD対応18W USB-C、USB-A4つ、SDカードスロット、HDMI、DP、Ethernetなど全部で13ものポートが1つに集約しています。
これだけのポートがあれば基本的には十分でしょう。
大容量給電が魅力
PCへは最大85Wの給電が可能で、MacBook Pro13インチや14インチでは十分な給電性能です。
さらに18WまでのPDにも対応しているUSB Cポートもあるので、これ1台でPCとiPad(iPhone)も充電が可能です。
USB Aポートも最大7.5Wの給電が可能で、AirPodsなどのデバイスも充電できます。
いまいちポイント
Anker PowerExpand 13-in-1 USB-C Dockのいまいちなポイントとしては、
- MacBook Proの96W充電に非対応
- SDカードスロットがUHS-Ⅱ非対応
- Ethernetが1Gbpsまで
- ACアダプターが大きい
といったことが挙げられます。
Eliteモデルはさらに高機能
Anker PowerExpand 13-in-1 USB-C Dockには、Eliteという名前のついた上位モデルが存在します。
上位モデルでは、SDカードスロットのUHS-Ⅱ対応、Thunderbolt 3ポートの搭載など、より高機能となっています。
外部ディスプレイ問題発生
しばらく使っていて、スリープ後に外部モニターが反応しないなどの不具合が発生するようになりました。
これはM1チップ搭載Mac全般に言われている不具合なので、PowerExpandだけが原因ではないと思いますがご承知おきください。
なお、私の環境下における解決策も見つけましたので記事を載せさせていただきます。
開封
ここからは実際に開封しながら、質感や使用感をお伝えしていきます。箱は大きめのしっかりとした作りになっていました。開けると本体が見えるスタイル。
同梱物は以下の通りでした。※iPhoneは含まれません。135W出力のACアダプターは存在感がすごいですね。
本体外観
本体の前面は以下のようになっています。電源ボタンがついており、オフにするとディスプレイ出力も給電もストップします。
一度オフにした後、オンにしてもディスプレイが映らない問題が発生しましたが、M1 Macの問題のようです。
そして背面は以下のようになっていました。背面にもUSB-Cポートが欲しかったのが本音。
底面はゴムでできており滑りにくくなっています。ケーブル類を接続し、立てると以下のような感じ。
使用感
本体にある程度の重さがあり、背面にケーブルがあるので簡単に動かないのがいいです。
基本的には背面のポートのみで運用し、必要な時だけ前面のポートを使用する形なので、デスク上を非常にすっきりとさせることができます。
最初にディスプレイに接続したときには4K30Hzで表示されており、Macの再起動等を行なったところ60Hzで表示されるようになりました。SDカードリーダーはUHS-Ⅰしか対応していませんが、UHS-Ⅱ(スピードクラス3)のSDカードで転送速度のテストをしました。結果は上図の通り。
読み:87.6Mbps
書き:80.2Mbps
まとめ
いかがだったでしょうか。
USB-Cドックはやや高価なものの、機能性が高いのが特徴です。
自宅でMacBookをよく使うという方にはおすすめのガジェットです。