職場やSNSなどでiPadを使っている先生方を見かけることが増え、
と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで この記事では、実際に学校でiPadを使ってみて感じたメリットや活用方法をご紹介したいと思います。
結論としては、iPadを導入したことで仕事が効率化して授業の幅も広がったため、教員にiPadは必要だと感じています。
なお、iPadを使った教員の仕事効率化については以下の記事で詳しくご紹介しています。
目次
教員が学校でiPadを使うメリット
教員が学校でiPadを使うメリットは、大きく分けて2つあります。
- 授業の幅が広がる
- 仕事が効率化する
授業の幅が広がる
GIGAスクール構想で子どもたちにもタブレットが配付されましたが、教員用のiPad1台だけでも授業に活用できます。
むしろ、生徒用のタブレットの準備が不要、授業中の管理も不要なので、比較的簡単に活用できます。
具体的には、以下のような活用方法があります。
- カメラの活用
- 教育アプリの活用
- 資料の提示
- 動画・音楽の再生
- 動きのある教材の作成
いずれも教員用iPadのみで活用できる方法です。
詳しい活用方法は以下の記事で紹介していますので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
仕事が効率化する
iPadは授業以外の仕事にも活用できます。
むしろ、個人的には授業以外での恩恵の方が大きいなと感じています。
具体的には、以下のような活用方法があります。
- スケジュール管理
- 資料管理
- 教材研究
- 表計算ソフトの使用
iPadのカレンダーアプリでタスクや予定を管理することで、さまざまなメリットがあります。
- 期日に通知される
- メモスペースに限りがない
- 資料や地図などを添付できる
- 予定の変更や共有が簡単
- 優先度やカテゴリ分けしやすい
また、大量に配布される会議資料などの紙の資料は、全てスキャンしてiPadに取り込むことで管理しやすくなります。
タイトルなどで資料の検索もできるようになり、資料を持ち出すにもiPadだけでよくなります。
同様に、教科書やワークなどもデータ化してiPadに入れておくことで、教材研究の効率が上がります。
職員室のパソコンで使うことが多いExcelも、iPadで使用できるので時数集計などの表計算がどこでも可能です。
iPadで教材研究する方法や、表計算ソフトの活用方法などは 以下の記事で紹介しています。
教員が学校でiPadを使うデメリットや注意点
教員が学校でiPadを使うメリットは多分にありますが、デメリットや注意点もあります。
私物のiPadは許可が必要
そもそも、校内で個人のiPadを使用する許可が必要です。
私物のデバイスを校内で使用できない学校も多いようですので、事前に校長や設置者に確認してから購入しましょう。
また、許可が得られても基本的に個人情報などは入れられません。
私は会議資料等をiPadに読み込んでいましたが、事前に校長に確認し、私物のiPadでも持ち帰りはせず学校内の鍵のかかる場所で管理して、ネット回線から遮断するなどの対策をとっていました。
iPadを自腹で購入する必要がある
一番のネックになるポイントが、仕事で使うにも関わらず自腹で購入する必要がある点です。
学校からiPadを配付され、大きな制限なく使用できている場合はそちらで構いませんが、ほとんどの先生は自腹購入です。
新学期キャンペーンや教職員割引があるとはいえ、一番安いモデルでも45,300円です。
以上のポイントが問題ないのであれば、私はiPadの購入をおすすめします。
まとめ
教員がiPadを使うメリット・デメリットをお伝えさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。
活用方法、購入方法などはTwitterで相談していただければ、お答えさせていただきます。
私は、iPadを使うことで授業の幅は広がり、校務は効率化され、業務時間が大幅に減りました。
今後もiPadの活用方法などを発信していきますので、チェックしていただけると嬉しいです。