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本日、10月31日にAirPods Proが届きました。
私は今まで初代AirPodsを使ってきていたので、初代との比較も交えてレビューをしていきます。
では早速、開封からいきましょう。
目次
開封!
外箱は、Appleらしいシンプルな白い箱にAirPods Pro。
蓋を開けると、、、
そしてこちらが本体(ケース)です!
付属品はこちら。
左から、イヤーピース2種(全3種)USB-C to Lightningケーブル、説明書類となります。
外観チェック!
それでは、本体を細かくみていきましょう。
まずはケースです。
初代・第2世代とは異なる形で、横長になりました。
前面には充電状況を知らせるLEDインジケーター、背面にはペアリング用のボタン。
そして、 Designed by Apple in California.
ケースを開けます!
イヤーピースはMサイズが初めからついています。
ヒンジ部分の形状が異なり、仕上げも今までと違いますね。
それでは、本体を取り出してみます。
“うどん”部分が短くなり、角度がついています。
“うどん”の先端は塞がっており、側面にマイク穴がありますね。
外側のマイクロフォンポートが大きく、やや目立ちます。
イヤーチップを外すとこんな感じ。外すときが固く、少し怖いです。装着は簡単。
イヤーチップ単体はこのように、根元にメッシュがあり枠はプラスチックです。
カチッとハマります。
初代AirPodsと比較
ここからは初代AirPodsと並べて比較しながら見ていきます。
ケース
まずはケースから(左がPro)
AirPods Proのケースは縦がわずかに短くなりましたが、横が長くなりました。
手で持った感じでは、そこまで大きさを感じませんでした。
また、初代AirPodsはワイヤレス充電に対応していなかったためLEDインジケーターもありません。
端子はどちらもLightningです。
しかしAirPods Proに付属するケーブルは、USB-C to LightingなのでUSB-C対応のアダプタを別途用意するか、今までのLightningケーブルを流用することになります。
ヒンジ部分ですが、初代AirPodsは光沢のある金属製ですが、AirPods Proは艶消しのアルミになっています。
ケースの内部、充電端子部分はこのようになっています。
本体
続いて本体です。
初代AirPodsに比べ、AirPods Proは“うどん”部分が短いです。そして、角度もつきました。
外側のマイクロフォンポートはやはり大きい。しかし、小さな穴がなくなった。
外側の近接センサーは下側に移動されました。
AirPods Proの内側は近接センサーと通気口?がつながっていますね。
そして、ドライバー部分が大きくなりました。
バッテリーもボタン型になったようです。
装着感
カナル型のイヤホンとなり密閉感が増し、耳から外れにくくなりました。
また、“うどん”部分が短くなったので引っかかる可能性も低くなリました。
ややドライバー部分が大きくなりましたが、装着する分には問題ありませんでした。
「設定」の「Bluetooth」から「AirPods Pro」を選択すると、以下のような画面が出てきて、AirPods Proの設定ができます。
ここで「イヤーチップ装着状態テスト」というモードがあります。このモードを使って適切に適切に装着できているかチェックすることができます。
「イヤーチップ装着状態テスト」を始めると、以下のようになります。
「続ける」をタップするとテスト用の音楽が再生されます。
終了すると以下のように。
私はMサイズでも「良好」でしたが、Sサイズに変更しました。
音質について
AirPods Proの音質ですが、カナル型ということもありより高い解像度になったと思います。
オープン型のAirPodsに比べ低音域も抜けることなく届きます。
しかし、低音付きの方には物足りないと思います。「設定」から「イコライザ」で「BassBooster」に設定しても、音圧が上がる感じはありません。むしろ中低音域以上が曇ってしまうのでお勧めできないかなと思います。
私は「イコライザ」を「オフ」にしました。
中低音域以上を好む方には十分満足いく音質なのではないでしょうか。
もちろん、イヤーチップが適正サイズであることが前提です。
アクティブノイズキャンセリングについて
WALKMANのノイズキャンセリング機能に衝撃を受けたのが10年以上前のこと。
それ以来、ノイズキャンセリングからは離れていましたが、その間にここまで進化していたのかと思い知らされました。
私が今まで体験してきたノイズキャンセリングは耳が詰まるような感じで、ホワイトノイズも入ってきていました。しかし、AirPods Proは高級な耳栓をしているように音が消えます。かすかに外部音は聞こえますが、ノイズキャンセリングをオフにした時の外部音の大きさに驚くほどです。
音楽を流すときはもちろん、音楽を流さずにノイズキャンセリング機能だけを活用することで作業に集中することができるなと思いました。
ちなみに、ノイズキャンセリング中に片耳を外すとノイズキャンセリングがオフになり、戻すとまたオンになります。(片耳のまま感圧センサーを長押しすると片耳だけでもオンにできます)
また、初めから片耳で使用している時には、片耳だけでもノイズキャンセリングができます。(あまり意味はない)
外部音取り込み機能について
“うどん”部分の感圧タッチセンサーを長押しすることで「ノイズキャンセリング」と「外部音取り込み」を切り替えることができます。切り替える際には「ぴょん」と音がなります。
ノイズキャンセリング中は耳栓をしているような感じですが、外部音取り込みモードにするとその耳栓に穴が空いたように感じます。
今までのオープン型のAirPodsをつけているかのような感覚になります。
会話なども問題なくできる状態で、ノイズが入ることも音が遅延して聞こえることなどもありません。
アダプティブイコライゼーションについて
この機能については、ユーザー側で設定することはできず、常に自動的に働いている機能であると考えられます。したがって、この機能の恩恵を感じることは難しいなと思いました。
Apple製品の凄いところは、何もしなくても 知らないうちに ユーザーの体験の質を高めてくれているところなのかなと思います。
感圧センサーについて
AirPods Proは今までのAirPodsのようにタップで操作するのではなく、感圧センサーを押し込んで操作するようになりました。
この感圧タッチ部分は、やや狭いものの凹んでいるため押しやすいです。
また、押し込むと「ペコッ」という音が再生されるので押したかどうかもわかりやすいです。
しかし、タッチするだけでは反応しないのが残念です。ここはまだまだ改善の余地がありそうです。(スライドタッチで音量の調節もできるようにして欲しいですね)
AirPods Proを“探す”
AirPods Proをなくしたとき、iPhoneの「探す」アプリではどのように表示されるのか試してみました。
結果、今までのAirPodsと何ら変化はなく、最後に接続された地点を表示しているだけでした。Bluetooth接続圏内であればサウンドを再生することができますが、音量が小さいため見つけるには不十分でしょう。(初代も同様でした)
公式HPではこのAirPods ProにUWB対応のU1チップが搭載されているとの情報はありませんでした。さらに、iPhoneの「探す」アプリでも、まだUWBに対応していません。
よって今の時点ではまだまだ不明な点が多いです。
今後の展開に期待です。
まとめ
税別27,800円と、イヤホンでは高級イヤホンの部類に入る価格帯です。
しかし、AirPodsの利便性、そしてProの音質、ノイズキャンセリング機能などなどを考えると決して高すぎるとは思いません。
特に初代AirPodsを使用している方には、絶好の機種変更チャンスでしょう。
現在(10月31日)、すでにApple Storeで出荷時期が「2〜3週間後」となってしまっていますが、是非検討してみてはいかがでしょうか。