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10月30日発売!AirPods Proとは AirPodsとの違いは?

AirPods Pro

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本日10月29日、日本時間の深夜1時に突然AirPods Proが発表されました。

今回の記事ではAirPods Proとはどんなものか、通常のAirPodsとの違いは何かをまとめていきます。

AirPodsProレビュー
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AirPods Proとは

今回発表されたAirPods Proの主な特徴は以下の通りです。

カナル型になった
“うどん”部分が短くなった
ノイズキャンセリング機能が追加
外部音取り込み機能が追加
音質の向上
耐汗耐水性能が追加
感圧センサーの追加
色はホワイトのみ
価格は27,800円 AppleCare+は3,400円

カナル型になった・“うどん”部分が短くなった

まずは、外見からです。
以下の画像を見てもらうと分かる通り、外観が大きく変わりました。
AirPodsPro1Apple公式より

一番の変化は、今までのオープン型からカナル型になったことでしょう。

オープン型のAirPods(EarPods)は密閉性が低い性質を持ち、人によって耳に合わず、すぐに外れてしまう・耳が痛くなるなどのマイナス面がありました。
イヤーチップは3種類のチップが付属するため、自分の耳にあったものを選ぶことができます。

このカナル型は耳の穴にフィットさせて固定できるので、今までよりも多くの人の耳に合う形なのではないでしょうか。
また、遮音性が高まり音楽に集中できるという利点もあります。
(のちにノイズキャンセリングで説明)

さらに、今まで散々“耳からうどん”と揶揄されてきたそのフォルムですが、今回“うどん”部分が短く、かつ角度がついたことにより目立たなくなるでしょう。
AirPodsPro2Apple公式より

細かいところでは、本体の最下部、今まではぐるっと一周 銀色の端子で、中央にマイクがありました。それが上図のように銀色の端子が2つに分かれ、外側にはマイク穴が見えます。


ノイズキャンセリング機能が追加

そして、一番の目玉機能である、ノイズキャンセリングです。

Appleはアクティブノイズキャンセリングと呼んでいます。

外部の音を取り込み、その音を打ち消すような波長の音を出すことでノイズを軽減します。(アンチノイズ機能というそうです)

カナル型になったことにより、環境音が入りにくくなるのと同時に耳の中の音が調整しやすくなったため、ノイズキャンセリング機能が追加できたのでしょう。

さらに、このAirPods Proの凄いところは耳の内側に広がる雑音まで聞き取り、軽減させることができる点です。
なんと、耳に差し込むスピーカー開口部にもマイクを設置し、耳の中の音を読み取ることができるそうです。

毎秒200回も調整を行うとのことですが、いったいどの程度の精度を誇るのか、非常に楽しみです。

外部音取り込み機能が追加

カナル型になったことで遮音性が増した分、環境音が聞こえにくいというマイナス面も同時に発生します。

それを解消する機能として外部音取り込み機能が追加されたようです。
ノイズキャンセリング機能で使用しているマイクなどを応用しているのだと思われますが、“うどん”部分の感圧センサーを長押しすることで環境音が取り込まれるそうです。
AirPodsPro環境音取り込みApple公式より

音質の向上

AirPods Proにはアダプティブイコライゼーションという機能が追加されました。

先ほどのノイズキャンセリングでも話があった、内側のマイクで耳の中の音を読み取り、中周波・低周波を調節することで音楽を最適化してくれるそうです。
この機能は全て自動的に行われるのではと思われます。

また、ハイダイナミックレンジアンプ均圧のための通気システム高偏移Appleドライバなど音質にはかなりこだわりを持って作られているようです。

耐汗耐水性能が追加

今までのAirPodsは耐水性能はないとされていました。(多少濡れても平気でしたが)

今回、初めてAirPods Proに耐水性能が追加されました。
IPX4(全方向からの飛沫水からの保護、300mm〜500mmの距離で毎分10Lの放水に10分耐えられる程度)ということで、iPhoneなどに比べると決して高い性能ではありませんが、汗で壊れる心配が減ったのは嬉しいですね。

感圧センサーの追加

今までのAirPodsは加速度センサーが内蔵しており、本体をタップして曲送りやSiriなどの操作をしていました。

今回、AirPods Proは感圧センサーを内蔵し、“うどん”部分を押し込むことで操作ができるようです。使用可能な操作は以下の通り。長押しによる操作が増えました。
AirPodsPro操作Apple公式より

色はホワイトのみ

残念ながら、以前噂されていたようなブラックモデルの登場、8色展開ということはありませんでした。安定のホワイトのみです。

製造コストなどを考えたら8色展開は厳しいですよね。

のちにブラックモデルが出てくれたら嬉しいなという感じです。

価格は27,800円 AppleCare+は3,400円

価格は噂通り、3万円を切る税別27,800円となりました。

AirPods with Wireless Charging Caseが22,800円と考えると決して高くないでしょう。むしろ価格差5,000円であるならお買い得ですね。

AppleCare+は3,400円で追加することが可能です。
AppleCare+に加入しない場合の修理費用は以下の通りです。
AirPodsAppleCare修理代表Apple公式より

AppleCare+に加入すると保証対象外の修理でも都度3,400円で2年間で2回まで行えるようです。詳しくはこちら

通常のAirPodsとの違い

最後に、現在発売されているAirPods with Wireless Charging Case(WCC)と比較を行います。

AirPods Pro AirPods with WCC
価格(税別) 27,800円 22,800円
付属品 3種類のイヤーチップ
USB-C to Lightning
USB-A to Lightning
本体サイズ・重量 高さ:30.9mm
幅:21.8mm
厚さ:24.0mm
重量:5.4g
高さ:40.5mm
幅:16.5mm
厚さ:18.0mm
重量:4g
ケースサイズ・重量 縦:45.2mm
横:60.6mm
厚さ:21.7mm
重量:45.6g
縦:53.5mm
横:44.3mm
厚さ:21.3mm
重量:40g
ノイズキャンセリング あり なし
外部音取り込み機能 あり なし
アダプティブイコライゼーション あり なし
操作用センサー 感圧センサー 加速度センサー
チップ H1チップ(SiP) H1チップ
耐水性能 IPX4相当 なし
バッテリー(本体) 4.5時間 5時間
バッテリー(ケース) 24時間以上 24時間以上

 

バッテリーに関しては、やはり”うどん”部分が短くなったのと機能が追加されたこともあって持続時間が短くなりました。しかし、許容範囲かなと思います。

その他

個人的に、噂されていたU1チップに関する記載が一切ないことが気になっています。

U1チップとは、iPhone11Proに搭載されたUWBに対応するための新しいチップです。
このチップが搭載されているデバイス同士であれば、数センチ単位で位置情報が共有できるとされています。これにより、デバイスをなくしたときにARとの組み合わせで探しやすくなると言われていました。

公式HPに記載がないため、このチップが搭載されているのかどうかは分解レポート待ちとなりそうです。

まとめ

おおよそ噂通りとなったAirPods Pro。

しかし、実際の評価は使用してみないとわかりません。

旧AirPodsから、AirPods Proへ機種変更したレビューを後日お届けできればと思います。

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