教育界では未だに一太郎ファイルが多用されている中、私は職場でただ一人Macを使っています。
なぜMacを使うのか、教員でもMacは使いやすいのかといった質問をたくさんいただきます。
今回は、Macを欲しいけど今一歩踏み出せない先生方の背中を押すための記事となっています。
目次
Windows一強説
そもそも、教育界に限らずPCのOSは圧倒的にWindowsです。
画像:マイナビニュースより
さらに教育界では、冒頭でも述べたように一太郎という文書作成ソフトを好んで使う人が多いです。
他にも、デジタル教科書やデジタル採点などを使っている学校も多いかと思いますが、そのほとんどがWindowsにしか対応していません。
MacでWindowsを使用できる
MacにはBootcampと呼ばれる機能が備わっており、Mac以外のOSも起動することができます。
もちろん、WindowsもAmazonで1万円ほどで購入すれば使用できます。
ただ、OSの切り替えのたびに再起動が必要なので、個人的にはParallelsというMacのアプリ上でWindowsを起動する方法をおすすめします。
これによって、一太郎ファイルでもデジタル教科書でも開くことができるようになります。
【追記】M1チップ搭載のMacに対応したParallels Desktop 16.5がリリースされました。
Officeは基本問題ない
WordやExcelといったOffice系ソフトについては、Mac版が出ているのでMacで使用できます。
まれに、Excelのマクロが動かないことがあるなどの不具合もあるようですが、私は今のところ一切ありません。
その使用感はWindowsのものと同じです。
むしろトラックパッドの使いやすさもあり、Macの方が使いやすいと感じています。
安定性が高い
実は私も、5年ほど前まではずっとWindows(XP〜8)を使っていました。
私がWindowsから離れた理由は、Windows10の使いづらさです。
頻度の高すぎる更新プログラム、コントロールパネル等の設定項目の使いづらさに嫌気が差してしまいました。。。
一方Macは、操作方法やショートカットなどの違いはあれど、安定した動作と、iPhoneのような使いやすさが魅力です。
ソフト・ハード共にAppleが制作していることが、安定性にもつながっているのかなと思います。
安定した動作と使いやすさ
iPhone、iPadを使用している私は Macに変更してすぐに慣れることができました。
アプリ一覧画面はiPadの画面を見ているかのようですよね。
また、リマインダー、カレンダー、写真、パスワードなどのiPhone、iPadにあるデータが全て自動でMacに同期されるのもMacの良さです。
iPhone、iPadにあるデータが自動同期
AirDropや、iPhoneでコピーしたものをMacに貼り付けできるユニバーサルクリップボードといったApple製品同士の連携の良さも大きな魅力です。
実はそこまで高くない
Mac=高い と思い込んでいる人が多いようですが、そこまで大きな差はありません。
同じようなスペックを持つノートパソコンを並べてみると以下のようになります。
※現在IntelCPU搭載のMacBookAirは販売されていません。
ディスプレイ精度やTouchID搭載などを加味すれば、Macの方がお得に見えますね。
さらに、M1チップ搭載MacはIntel core i7(上位クラスCPU)に匹敵する性能を持ち合わせています。
ちなみに、楽天リーベイツというポイントサイトからAppleStoreへアクセスするだけで1〜5%も楽天ポイントがもらえます。
※新型iPad ProやM1 iMacなど対象外の商品もありますので、必ず楽天リーベイツのポイントバック対象条件を確認してください。
教員割引が大きい
Appleは教育に力を入れており、学生・教職員・PTA関係者は割安でMacを購入することができます。
例えば、115,280円のM1チップ搭載MacBookAirは、103,180円で購入できます。
面倒な申請等はなく、「学生・教職員向けストア」で購入するだけです。
さらに、毎年3月ごろに開催される「新学期キャンペーン」で最大21,000円分のギフトカードがもらえます。
そのほかにも、ソフトウェアで教員割引のあるものがたくさんあります。
サポートの手厚さ
Appleといえば、そのサポートの手厚さです。
購入時にApple care+に加入すれば、落として壊れたとしても格安で修理が可能です。
わからないことは電話をすれば、丁寧に対応してくれます。
もちろんAppleStoreに行けば手取り足取り教えてくれます!
番外編①:スタイリング
アルミニウムで包まれた薄い筐体に、鏡面仕上げのAppleロゴ
惚れ惚れするスタイリングですよね。
仕事道具が自分の好きなもの・かっこいいものだと自然とモチベーションも上がるものです。
番外編②:リセールバリューが高い
なぜそんなことが可能かというと、新製品を購入すると同時に旧製品をメルカリで売っているからです。
Apple製品は品質・人気が高く、1〜2年の型落ち製品も高く売ることができます。
状態が良ければ、元値の半額以上で売れますので非常にお得になります。
ちなみにメルカリに登録する際に、招待コード「QDNRNA」を入力すると500円分のポイントがもらえます。
まとめ
「教員だからMacは向かないのでは」といったことはないと思います。
教員でも、少ししか使わなくても、欲しいのであれば挑戦してみる価値はあると思います。
皆さんの思っている以上に敷居は高くありませんよ!