忘れ物防止タグとして有名なTileが、コンビニのファミリーマートで販売されていました!
しかも旧型ということもあり、なんと880円(税込み)という安さでした。
【追記】2021/04/22現在販売終了
思わず衝動買いしてしまったので、AirTagとの比較も兼ねてご紹介させてください。
目次
Tileとは
まずは、Tileの基本的な機能をご紹介します。
Tileとは、忘れ物防止タグの一種で鍵や財布につけておくことで忘れ物をしにくくなるという商品です。
具体的には以下のような機能があります。
無くした場所を確認する
現在の場所を確認する
タグからスマホを鳴らす
置き忘れ防止通知※
※有料オプション
スマホからタグを鳴らす
1番の機能は、スマホからTileを鳴らすことができるので、どこにあるかわかるという機能です。
家の中で財布や鍵をよくなくす人、鞄の中で行方不明になる人には最高の機能でしょう。
音は、長い時間・かなり大きい音が鳴るので、十分だと思います。
さらに、Siriにも対応しているので「財布を探して」というだけでタグを鳴らすことができます。
無くした場所を確認する
続いて、無くした場所を確認することができるという機能です。
このTile自体にはGPSやネットワーク通信機能がありません。
しかし、スマホと接続することでスマホのGPS機能を利用して、スマホと接続が切れた地点を表示することができます。
現在の場所を探す
続いて、Tileを無くした後の詳細な位置情報を確認する機能です。
Tileのアプリをインストールしているスマホとすれ違うことで、Tileの位置を把握することができます。
さらに、タクシーや駅構内にTileアクセスポイントがある場合には、アクセスポイント経由でTileの位置を把握することもできます。このように、無くした後も見つけやすくなる機能が魅力の一つです。
タグからスマホを鳴らす
財布や鍵を無くしたときにタグを鳴らすのが、Tileの基本的な使い方ですが、逆にスマホをなくしてしまったときにも活躍します。
Tileにはボタンがついているので、そのボタンを2回クリックするとスマホを鳴らすこともできるのです。
スマホがマナーモードでも鳴らすことができるので、電話をかけてもらうより効果的かもしれませんね!
置き忘れ防止通知
最後に有料オプションではありますが、スマホとの距離が離れると通知が来るという機能があります。
これによって置き忘れを未然に防ぐことができます。
ここからは開封の様子
パッケージは簡素で、コストカットしているなーといった印象。簡単なセットアップガイドと冊子が同梱。
本体は非常に小さくて軽いですね。
Tileと書かれている部分はボタンになっています。
裏面にはスピーカーがあります。
厚さは100円玉3枚分ほど。
AirTagとの比較
バッテリー
AirTag、Tileともにボタン電池交換式なので、一度購入すると使い続けることができるのは経済的で嬉しいですね。
しかし、ファミリーマートで販売されている880円の旧型Tile Mateは使い捨てタイプなのでご注意ください。
すれ違い通信
Tileのすれ違い通信機能は、Tileアプリをインストールしているスマホとすれ違ったときにのみ効果があります。
しかし、そもそもTileを使用している人が少ない上、人とすれ違うことの少ない田舎では致命的です。
一方、AirTagはiPhoneであればアプリを入れていなくてもタグを認識してくれます。
iPhone使用者の多い日本では圧倒的にAirTagが有利でしょう。
音の再生
AirTag、Tileともにスピーカーを内蔵しているため、音を鳴らして探すことが可能です。
しかし、AirTagにはボタンはなくiPhoneを鳴らすことができないので、その点Tileの方が上手です。
置き忘れ通知
Tileは、有料オプションながらスマホとの距離が離れると置き忘れを防ぐための通知をしてくれます。
AirTagにはこのような機能はありません。
【追記】
iOS15へのアップデートで、AirTagも置き忘れ防止通知に対応しました。
耐水性能
AirTagはIP67相当、Tile MateはIP55相当の耐水性能があります。
Tileは防滴性能としていますので、AirTagの方が雨の日なども安心して使用できそうです。
まとめ
今回、Tileを試してみましたがこの価格でこの機能なら十分AirTagにも対抗できそう・・・
さらに全米ではシェアNo.1ですし、アプリで確認すると私の住む田舎でも周囲に200人近い利用者がいるようです。
なお、調べてみたところファミマ限定Tileはすでに販売が終了しています。
Amazon等で最新のTileが購入できますので、ご確認ください。