3月18日(水)日本時間21時、Appleはホームページ上で新型iPad Proと、iPad Pro用MagicKeyboardを発表しました。
目次
新型iPad Pro
以前から噂されていた新型iPad Proが、Apple公式ホームページでいきなり発表されました。
早速、気になるスペックをまとめていきます。
スペック上大きく変わった点は以下の通り
・CPUがA12Z Bionicに
・超広角カメラが追加
⇨2つの背面カメラに
・Wi-Fi6対応
・LiDARスキャナセンサー
A12Z Bionicチップ
今まで、iPadPro用チップにはXという文字がつけられてきました。
なので、今回のiPadProにはA13Xが搭載されるのではと噂されていました。
しかし、搭載されたのはまさかのA12Z Bionicでした。
2018年モデルのiPadProに搭載されていたチップがA12X Bionicなので、それをアップデートしたということなのでしょうか。
まだ発売前で、Appleもホームページ上での発表の中に詳しいCPUのスペックは掲載されていませんでした。
AnTuTuというベンチマークで、新型iPad Proと思われるA12Zのベンチマークスコアが掲載されています。
CPUスコアはほぼ同じで、GPUスコアがわずかに向上しているようです。
なお、iOS13.4GMにより、iPad Proには全ストレージモデルで6GB RAMが搭載されていることが判明しました。
また、iPhone11Proに搭載されている、U1チップ(UWBに対応するチップ)も搭載している模様です。
超広角カメラが追加
発表前の噂では、iPhone11Proのように3つのカメラを搭載し、さらに深度測定センサーが搭載されると言われていました。
実際は、超広角カメラが追加され、2つの背面カメラ搭載でした。
LiDARセンサー追加
カメラは2つですが、何やらセンサーのようなものがある・・・と思ったらやはりセンサーでした。
LiDARスキャナというセンサーで、Light Detection and Ranging(光検出と測距)の略だそうです。
光を照射し、反射して帰ってくるまでの時間から正確な距離を測定できるそうです。
屋内、屋外関係なく最大で5メートルの距離が測定可能で、より精度の高いAR機能が可能になるとのことです。
このLiDARスキャナを使うことで、身長測定や腕の上がる角度の測定など精度の高い測定アプリが利用可能になるそうです。
iPad Proまとめ
iPad Pro自体はどちらかといえばマイナーアップデートでした。
どこまで超広角カメラや、LiDARスキャナを使えるかといったところでしょう。
また、最小ストレージが128GBになったのも地味に影響のあるアップデートですね。
新型iPad Proは3月25日発売、予約はすでに開始しています!
iPadPro用Magic Keyboard
そして、iPad Proと一緒に発表されたのが、Magic Keyboardです。
Magic Keyboardと言っても、今までのMac用のものではありません。
iPad Pro用の全く新しいMagic Keyboardです。
以前は、Smart Keyboard FolioというiPad Pro用キーボード付きカバーが販売されていました。
今回発表された、iPad Pro用Magic Keyboardは、フローティングカンチレバーという構造で、iPad Proを浮かせた状態で使用できるようです。
したがって角度は自由自在。
MacBookにならってシザー式キーボードです。
さらに、バックライトやトラックパッドも搭載しています。
トラックパッドは、Macのようにジェスチャー対応、iPadOS専用のカーソル機能も追加されるそうです!
また、ヒンジ部分にはUSB-Cポートが備わっており、ここから充電することが可能とのこと。
充電をしながらも、iPadProのUSB-Cポートを使えるということになりますね!
ただし、こちらのMagicKeyboardは5月発売で、予約もまだ始まっていません。
なお、2018年発売のiPad Proでも使用できるようです!
まとめ
3月の発表会は行わずに、ホームページ上での発表となリましたね。
まだまだ新製品が発表される可能性が高いので、今週中は気が抜けません!
