日本にもワークアウトブームがやってきてジムに通っている人も増えてきました。
ジムに通っていなくても、ウォーキングや家で筋トレをしている人も多いと思います。
そんな方におすすめなのがApple Watchです。
以前Apple Watchでできることをご紹介しましたが、今回は運動に特化した記事になります。

Apple Watchでトレーニングの測定・記録
Apple Watchには「ワークアウト」というアプリがあらかじめ入っています。
このアプリでは、様々な種目の測定ができます。上図は測定できる種目の一例です。
上図にない種目を一部だけ紹介すると、キックボクシング、サッカー、サーフィン、ダンス、テニス、バスケットボール、スノーボード、縄跳びなどがあります。
Apple Watchで測定できるもの
実際、ワークアウトでApple Watchを身につけているとどんなことが測定できるのかご紹介します。
①経過時間
ワークアウトを開始すると、すぐにストップウォッチがスタートします。
このストップウォッチを見ながら、インターバルをとることができますね。
また、ちょっと休憩を挟むときには右にスワイプすると、「一時停止」ボタンもあります。
※ロックはスイミングなど、水中で使用するときに誤操作を防ぐ機能です。
②心拍数
Apple Watchといえば心拍数の測定です。
ワークアウトをしていない時は5分おきに心拍数を測定してくれていますが、ワークアウト中は常に心拍数を測定します。Apple Watch Series5の常時ディスプレイオンでも心拍数は更新されます。
トレーニング中に記録された心拍数はiPhoneにグラフとして転送されます。さらに、ワークアウト終了後も3分間は心拍数を測定し、心拍数の回復時間も確認できるようになっています。
③消費カロリー
ランニングやウォーキング、スイミングなどはAppleが独自に検証をして高精度でカロリーの計算ができるようになっています。
その他の種目についても、動きや心拍数などから消費カロリーを高精度で測定してくれます。
測定された結果は全て、iPhoneの「アクティビティ」アプリと「ヘルスケア」アプリに保存されていきます。
④速度・ペース・距離・高度
ランニングしているときには、現在の時速、1km何分ペースかなどを表示してくれます。
ランニング、ウォーキング、サイクリング、スイミングなどは移動距離も計測することができます。ただし、屋内のランニングマシンなどで正確な距離を記録するには、屋外で30分以上の測定をしておく必要があります。
※一歩当たりの距離を測定するためだと考えられます。
さらに、Apple Watchには高度計もあるので 坂道を登った際には登った高さも記録されます。
Apple WatchのGymKitという機能に対応しているマシンは、Apple Watchを近づけると自動で接続されます。
そして、走行距離・ペースなどをApple Watchに送信してくれます。
Seires 5以降なら手首を返す必要なし
Series 4までは、手首を返すか画面タップ、ボタンクリックをしないと画面がつきませんでした。
トレーニング中は手首を返すことができない場面も多いので、確認したいときに確認できないのがネックでしたが、Series 5になり常時オンディスプレイに対応したので、いつでも確認ができるようになりました。
トレーニング中に時間や心拍数、ペースなどを細かくチェックしたい方はSeries 5以降をおすすめします。
ワークアウト中の小技
ワークアウトをAppleWatchで測定する際の、便利な小技をいくつかご紹介します。
ボタンで一時停止
ワークアウトを停止するには、右にスワイプして「一時停止」ボタンをタップする必要があります。
ですが、実はデジタルクラウンとサイドボタンを同時にクリックすることでも一時停止できます。
もし、一時停止できない場合はiPhoneの「Watch」アプリの「ワークアウト」から設定をしましょう。また、スクリーンショットを有効にしていると、その都度スクリーンショットを保存してしまうので注意しましょう。
スクリーンショットを無効にするには、「Watch」アプリの「一般」から設定できます。
ワークアウト開始と同時に音楽再生
ワークアウトをするときにBluetoothイヤホンで音楽を聴く人は、ワークアウト開始と同時に音楽を再生させることができます。
iPhoneの「Watch」アプリの「ワークアウト」を開き、一番下までスクロールしましょう。
すると、以下のような項目があるので好きなプレイリストを選びましょう。
ワークアウト中の音楽操作
ワークアウト中の画面を左にスワイプすると、以下のような音楽の操作画面になります。音量調整(デジタルクラウン)、音楽の早送り曲送りなどができます。
「ミュージック」アプリを開けば、プレイリストやアルバムを選択することもできます。
トレーニング中にも通知確認
私はジムでトレーニングをするとき、iPhoneは邪魔になるのでバッグの中に入れておきます。
しかし、Apple WatchはiPhoneと接続したままなので、着信やSNS等の通知は届くようになっています。
通知が届いた際には、第2世代以降のAirPodsがあればメッセージの読み上げをしてくれます。
ジム内での通話はマナー違反かと思いますが、着信があったことがわかればトレーニング後にすぐかけ直すことができます。
トレーニングに集中したい人は、集中モードにしましょう。下からスワイプして、月のマークで「おやすみモード」となり、通知がオフになります。
「ここを出発するまで」を選べば、解除し忘れることもありません。
AirPodsがあるとさらに便利
Apple WatchとあわせてAirPodsをジムで使うメリットを紹介していきます。
フルワイヤレスの利点
トレーニング中にイヤフォンのコードは非常に邪魔になります。
かといって、Bluetoothヘッドフォンは大きくて暑くて重いのでトレーニングには不向きです。
やはり、AirPodsのようなフルワイヤレスイヤホンが最適になってきます。
AirPodsは非常に軽く、コードもないのでトレーニング中に気になることはありません。
また、1回の充電で約5時間使用できるので、長時間トレーニングでも問題ないのがいいところ。
充電ケースも小型
本体が小さいのはもちろん、充電ケースが小さいのもAirPodsの特徴です。
ジムに行くときには、何かと荷物が増えてしまいがちです。
AirPodsは充電ケースも非常に小さいので、荷物になりません。
詳細サイズは以下を参照してください。
AirPods第2世代AirPods Pro
音量調整・プレイリスト変更はApple Watchで
曲送りやSiriはAirPodsをタップすることで使用できますが、音量調整・プレイリストなどの変更はできません。
※Siriに操作してもらうことは可能。
そこで、活躍してくれるのがAppleWatchです。
既に説明はしていますが、音量変更や曲送りは「ワークアウト」画面を左にスワイプすることで操作できます。
プレイリストの変更等は「ミュージック」アプリから行えるので、iPhoneを持ち歩いたり操作したりする必要がありません。
AirPods Proがベスト
AirPodsとAirPods Proで迷う方もいると思いますが、トレーニングで使用するならAirPods Proをおすすめします。

カナル型でフィット感アップ
AirPodsはインナーイヤー型で特殊な形をしていたため、人によっては痛みを伴ったり、すぐに外れてしまったりしました。
AirPods Proはカナル型と呼ばれる、シリコンのチップを耳の穴に差し込んで使うタイプになりました。
これにより、今まで耳の形に合わなかった人も使うことができるようになりました。
さらに、フィット感が増したことにより、激しいトレーニングでも 汗をかいても外れてしまうことがなくなりました。
耐汗・耐水性能
AirPodsのデメリットといえば、水に弱いことでした。
しかしAirPods Proは公式に、耐汗・耐水性能を謳っています。
防水ではないということで、大雨の中や水中での使用はできませんが多少の水では問題ないということですね。
トレーニング中には汗をかきますので、AirPods Proをおすすめします。
ノイズキャンセリング
トレーニング中、特にハードなトレーニングをするときには、いかに集中できるかが大きな鍵になります。
プレワークアウトやBCAAなどといった、内的なものも大切ですが環境面も集中力に大きく影響します。
周りの声や雑音をシャットアウトできる、ノイズキャンセリング機能を使うことでより集中力を高めることができます。
音楽を再生することなく、雑音のみをシャットアウトさせることで自分の呼吸だけが聞こえる環境を作り出すこともできます。
楽天市場では12%以上の値引きがされていますので、AirPods Proが欲しい人は覗いてみてください!
【追記】
第3世代AirPodsが発売され、防水性能に対応しました。
ノイズキャンセリングが必要な方は、AirPods Proをおすすめします。
まとめ
トレーニングにおけるApple Watchの活用法と、AirPodsの魅力をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
Apple WatchとAirPodsは、より高い質でトレーニングをしたいと考えている方に、ぜひ試して欲しい組み合わせです。
