Education

ICT教育の祭典|教育ITソリューションEXPO体験レビュー

2022/5/11(水)~13(金)に東京ビックサイトで行われていた、教育ITソリューションEXPOに参加してきたので、そのレビューをしたいと思います。

iPadで教員の仕事効率化
【2024年】教員におすすめiPad活用術10選|6年間の実践例紹介【仕事効率化】私は、すでに6年以上 教員としてiPadを活用してきましたが、iPadは授業だけでなく、さまざまな場面で仕事を効率化させてくれました。 ...

教育ITソリューションEXPOとは

EDIX Map
出典:EDIX公式サイト

教育ITソリューションEXPOとは、ICT機器デジタル教材業務支援システムeラーニングなどが一堂に展示され、授業講義学校業務におけるICT環境向上のための比較検討、模擬授業・デモ体験、導入のための相談ができる日本最大の教育展示会です。

はっしゅ
はっしゅ
ICT教育の最先端がここに集結しているわけです!

主な出展社

教育ITソリューションEXPOには、300以上の企業や団体が出展していますが、その中からいくつかご紹介します。

出展例
Google Sky
Microsoft くもん
SONY I・O・DATA
LINES バッファロー

ICT教育に関するセミナーが開講

Edix 2022 sokuho semi
出典:EDIX公式サイト

教育ITソリューションEXPOでは、文部科学省、デジタル庁、Microsoft、Appleなどから講師を招き、ICT教育に関する講演を実施しています。

今回私は、文部科学省の初等中等教育局 修学支援・教材課GIGAスクール推進チームリーダー (情報教育振興室長)の講演と、Apple ワールドワイド教育ストラテジー部門ディレクター リヒティ ドミニクさんの講演を聴講しました。Apple EDIX1Appleの講演では、工業社会から情報社会となり、これから人間中心社会となることから、仕事の自動化をあきらめずに、人間にしかできないことに時間を割いていくことを推奨していました。

これは私も全く同意見です。

過去の人類が本を残したことで効率よく学べるように、ロボットやAIを用いることで より進化していくことができると思います。

ICT教育に関しては、デジタル教科書の利用などがわかりやすい活用法ですが、学びに最適化されたアプリを活用することが求められてくると訴えていました。

解答によって出題を変えるようなアプリを使用することで、アダプティブラーニングにも対応することができます。

さらに、ARの進化についても触れていました。

MacBookProAR
Apple公式サイトからMacBook Pro 14’のAR

3Dで視覚的に捉えることで、より理解を深めやすくなり、クリエイティビティも高まります。

各企業の展示

EDIX 2
会場の東京ビックサイト

ここからは、教育ITソリューションEXPOで私が気になった企業をいくつかご紹介します。

平日開催で、参加が難しい先生方の参考になれば幸いです。

株式会社サカワ:ワイード

ワイード1社目は、黒板に全面投影できるプロジェクター「ワイード」を販売されている株式会社サカワさんです。

以前からワイードは気になっていたのですが、初めて実物を見ることができました。

https://twitter.com/TechnicaApple/status/1525435785801080832

会場は非常に明るい環境にもかかわらず、写真のようにばっちり投影することができています。

さらに、上部から投影しているので板書の際に影を気にする必要がありません

詳しくは公式から動画が公開されていたのでご覧ください。

スキャネット株式会社:デジらく採点2

Scanet 12社目は、以前記事でもご紹介させていただいた「デジらく採点2」のスキャネット株式会社さんです。

デジらく採点は、ソフトが無料でマークシートが有料のものと、ソフトが有料でマークシートは自分で印刷するものがあります。

私は個人で採用していたので、マークシートを学年費で購入させてもらい、ソフトは無料で使っていました。

デジらく採点2
【仕事効率化】デジタル採点は個人でもできる!【デジらく採点】中学・高校の先生方はそろそろテストの時期ですね。 テストといえば採点地獄です。 1クラス1時間で終われば早い方なのではないで...

株式会社MetaMoji:MetaMoji ClassRoom

Metamoji 1MetaMojiは、日本で開発された手書きノートアプリで、学校向けに設計されているのがMetaMoji CrassRoomです。

全生徒の画面をリアルタイムで確認できる所が魅力の一つで、アプリの使い方講座などが定期的にオンラインで開催されています。

私もApple Pencilが発売された当初に使用していたアプリで、洗練されたUIが非常に気に入っていました。

現在は、企業や学校向けをメインに開発されているので、GoodNotes 5を使用しています。

教員のためのGoodNotes活用法
【iPad活用】教員のGoodnotes活用法【ICT活用】以前の記事で教員のためのiPadを使った仕事効率化を説明しました。 その中でも反響の大きかった、手書きアプリGoodnotes 6を活...

株式会社Too:Apple製品の導入サポート

Too 1株式会社Tooさんは、日本で初めて高度な付加価値を提供するパートナーとして、「Apple Authorized Enterprise Reseller(AAER)」認定された企業です。

展示場には、たくさんのApple製品が展示されており、実際に触りながら製品導入を検討できるようになっていました。

株式会社Tooさんとは何度かTwitterでやり取りをさせていただいたことがあり、社員さんと一緒に写真を撮らせていただきました。

その他企業

そのほかにも、たくさんの企業が出展していたので、写真で簡単にご紹介いたします。

SONY 1
SONY:大型モニターを紹介
Microsoft 2
Microsoft:講師がモニターからオンラインで講演
Google 2
Google:Chromebookで授業を疑似体験
BlackMagic 1
Blackmagic:オンライン授業に関する展示
BlackMagic 2
はっしゅ
はっしゅ
シネマカメラでオンライン授業?

まとめ

いかがだったでしょうか。

教育ITソリューションEXPOは、毎年東京と大阪で開催されており、大阪では6/15(水)~17(金)、オンラインでも10月5日(水)~7日(金) の間開催される予定なので、興味のある方はぜひ参加してみてください。

事前に公式サイトで申し込むことで無料で参加可能です!

iPadで教員の仕事効率化
【2024年】教員におすすめiPad活用術10選|6年間の実践例紹介【仕事効率化】私は、すでに6年以上 教員としてiPadを活用してきましたが、iPadは授業だけでなく、さまざまな場面で仕事を効率化させてくれました。 ...