Apple Watch Series 6が9月18日に発売されました。
目玉機能としては血中酸素濃度測定くらいですが、実は密かにバッテリー容量も最大8%増加し、充電速度も20%高速化しているようです。(Apple Newsroomより)
高速充電に対応しているわけではなく、既存の5Wアダプターで20%高速化とのことです。(Appleより)
そこで、実際にどれほど高速に充電ができるのか計測してみましたのでご紹介します。
測定条件
測定に使用したAppleWatchは、以下の2機種。
Series 6の40mmセルラーモデル
公平に測定するため、AppleWatchの設定は以下のように設定しました。
Wi-Fiオフ
iPhoneとの接続解除
なお、参考までにSeries 5は約1年間毎日使用しており、バッテリーの最大容量は93%でした。
どちらの機種も、バッテリー0%まで消費し電源が入らない状態にしてから測定を開始しました。
そして、使用した充電ケーブルは付属の1mケーブル、ACアダプターも純正の5Wのものを使用しました。
測定は5分ごとにバッテリーコンプリケーションで確認し、記録。
それ以外は画面を点灯させません。
測定結果
バッテリーを保護する「バッテリー充電の最適化」機能がWatchOS 7から搭載されました。
今回はSeries 6のみ、この機能をオンオフ切り替えて測定しました。
その結果が以下の通りです。
まとめ
公式サイトでは20%の高速化を謳っていますが、私が試した条件ではSeries 5に比べて40%高速化されていました。
0〜50%に関しては、約2倍の速さで充電できました。
また、高速充電の恩恵を得るには「バッテリー充電の最適化」をオフにする必要があることがわかりました。
睡眠分析機能も追加され、ますます充電時間の確保が大変になってきたAppleWatchですが、この高速充電が一役かってくれそうです。