最近、スマホやタブレットがどんどん高価になってきていますよね。
その分修理費用も信じられない額になってきています。
例えば、iPhone 12 Pro Maxの画面を割ると(Apple公式で)39,380円、背面ガラスを割ると71,280円・・・
そんな時に頼れるのが修理代金を補償してくれる保険『モバイル保険』です。
目次
モバイル保険とは
モバイル保険とは、さくら少額短期保険株式会社さんのサービスで、スマートフォンをはじめとする Wi-Fiに接続できる機器の修理代金を補償する保険です。
料金
早速、保険料についてですが、モバイル保険は月額700円(非課税)です。
補償内容
そして、最も大切な補償内容ですが、
主端末が年間10万円まで
副端末が年間3万円(合計)まで
この金額内であれば何度でも補償がききます。
さらに、1年経てばリセットされるので、また年間10万円まで(副端末補償含む)補償してくれます。
また、メインのスマホ以外にお持ちの、AppleWatch、iPadやWi-Fi対応のカメラなども2台まで登録でき、年間合計3万円まで補償してくれます。
加入条件・加入方法
まず、モバイル保険に加入するための条件です。
①加入予定端末が購入から1年以内
(1年経過していてもメーカー有料補償に加入していれば加入可能)
②加入時に故障していないこと
③中古販売店で購入したスマホは、
購入店の補償が3ヶ月以上あり、その期間内であること
①購入してから1年間は加入できるので、初めは保険や補償サービスに入っていなかったけれど、やっぱり入っておこうという人にぴったりですね。
②当たり前ですが、壊れているスマホで加入はできません。
加入時にスマホの写真を提出します。(日付やシリアルナンバーの確認できる画面を表示して撮影)
③中古のスマホでも加入できるという親切サービスですが、メルカリやオークションで個人間売買されたものは加入できません。
中古販売店で購入し、尚且つ購入店の補償が3ヶ月以上ある端末のみ、その補償期間内であれば加入できます。
モバイル保険に加入するには、モバイル保険のホームページからネットで申し込みができます。
契約日の翌日0時から補償が適用されます。
モバイル保険の契約はこちらから
最大3台まで補償
中古スマホにも対応 月々700円
損傷別にかかる費用を比較
ここからは、モバイル保険に加入している場合と未加入の場合でかかる費用を比較していきます。
実際に損傷させてしまった場合にかかる費用をみていきましょう。
今回の条件は以下の通り。
・iPhone 12 Pro Max
・修理先は正規サービスプロバイダ
画面割れでかかる費用
2年間で1回画面を割ってしまうと仮定して計算してみます。
保険加入 | 未加入 | |
保険料 | ¥700×24 =¥16,800 |
¥0 |
修理代金 | ¥39,380 | ¥39,380 |
補償料 | -¥39,380 | ¥0 |
合計 | ¥16,800 | ¥39,380 |
2年間の費用全体で計算すると、モバイル保険が22,580円お得になっています。
背面ガラス割れでかかる費用
こちらも2年間で1回割る計算をします。
保険加入 | 未加入 | |
保険料 | ¥700×24 =¥16,800 |
¥0 |
修理代金 | ¥71,280 | ¥71,280 |
補償料 | -¥71,280 | ¥0 |
合計 | ¥16,800 | ¥71,280 |
2年間の費用全体で計算すると、モバイル保険が54,480円お得になっています。
背面ガラスなどの「その他の修理」に該当する場合の差額は非常に大きいですね。
水没でかかる費用
こちらも2年間で1回水没する計算です。
保険加入 | 未加入 | |
保険料 | ¥700×24 =¥16,800 |
¥0 |
修理代金 | ¥71,280 | ¥71,280 |
補償料 | -¥71,280 | ¥0 |
合計 | ¥16,800 | ¥71,280 |
2年間の費用全体で計算すると、背面ガラス割れと同じでモバイル保険が54,480円お得になっています。
盗難でかかる費用
2年間に1回盗難をされてしまう計算をしてみます。
保険加入 | 未加入 | |
保険料 | ¥700×24 =¥16,800 |
¥0 |
購入代金 | ¥142,538 | ¥142,538 |
補償料 | -¥25,000 | ¥0 |
合計 | ¥134,338 | ¥142,538 |
盗難では、新しいiPhoneを購入しなければなりません。
修理不能と判断された場合にもこちらと同じ補償料となります。
盗難の場合もモバイル保険の方が8,200円お得となりました。
※ちなみに、モバイル保険は紛失には対応していません。
モバイル保険のメリット・デメリット
ここからは、それぞれのメリット・デメリットについてまとめていきます。
①Apple非公認の中古販売店で購入したiPhoneでも加入可能
(購入店による3ヶ月以上の補償がある場合のみ)
※中古販売店以外(メルカリやオークション)での購入機種は加入不可
②購入から1年以内であれば加入可能
(1年経過していてもキャリアやメーカーの有償補償に加入していれば加入可能)
③年間10万円以下であれば何回でも補償
④サブデバイスも合わせて3台まで補償
⑤補償期間は保険加入している限り続く
⑥Apple正規サービスプロバイダー以外の修理でも補償
⑦iCracked Storeなどのリペアパートナーの店舗であれば、支払いをすることなく修理してもらえる
①Apple Storeが近くにないとiPhoneが手元にない時間ができる可能性がある
(キャリアが代替機を貸してくれることも)
②修理費用の申請が必要・修理費の振り込みまで時間がかかるので立替が必要
③海外での故障は対象外
④修理不能(全損)・盗難の場合には25,000円までしか補償されない
⑤置き忘れ・紛失は対象外
⑥充電器などの付属品は対象外
まとめ:モバイル保険はこんな人におすすめ
モバイル保険は、わずか月700円で最大3台まで補償してくれるという点が最大のメリットです。
そのため、いくつかのデバイスを持っている人は特にお得に利用することができるサービスです。
また保険料が非常に安いので、今までに画面割れなどの損傷をした経験がほとんどない人にもオススメです。
ちなみにiPhone、iPad Pro、AppleWatchすべてAppleの保証サービス「AppleCare+」に加入している私は、2年間で35,340円も損していました・・・
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