仕事では5年以上iPadを活用し、今までに10台ものiPadを使ってきた私が、仕事に最適なiPadはどれなのかを解説します。
出張や営業がそれなりにあるのでiPadを持ち歩きたい
iPadで仕事を効率化したい
目次
結論:iPad miniがオススメ
現在、iPadは小さいものから順に 8.3インチ、10.2インチ、10.9インチ、11インチ、12.9インチが発売されています。名前は左から、iPad mini、iPad、iPad Air、iPad Pro 11インチ、iPad Pro 12.9インチです。
結論から言ってしまいます。
特に、第2世代Apple Pencilに対応した第6世代iPad mini(現行モデル)がオススメです。
以下、iPad miniをオススメする理由について細かく説明していきます。
他のiPadと比較
なぜiPad miniがいいのか、他のiPadと比較しながら説明していきます。
まずは、以下の表をご覧ください。
iPad mini | iPad | iPad Air | iPad Pro 11′ | iPad Pro12.9′ | |
ディスプレイ サイズ |
8.3インチ | 10.2インチ | 10.9インチ | 11インチ | 12.9インチ |
高さ | 195.4mm | 250.6mm | 247.6mm | 247.6mm | 280.6mm |
幅 | 134.8mm | 174.1mm | 178.5mm | 178.5mm | 214.9mm |
厚さ | 6.3mm | 7.5mm | 6.1mm | 5.9mm | 5.9mm |
重量 (セルラー) |
293g (297g) |
490g (495g) |
458g (460g) |
471g (473g) |
641g (643g) |
画面が大きいほど作業効率が高まりますが、筐体サイズや重量が上がります。
仕事で使うとなると毎日持ち運ぶ必要があります。
持ち運ぶ荷物の量や、重さは最低限に抑えたいですよね。
重量で見ると、圧倒的にiPad miniが軽いのがお分かりいただけると思います。
それでは、iPad mini以外のiPadを一つずつみていきましょう。
iPad
無印のiPadはいわゆるエントリーモデルです。
iPadはコストカットのため、以下のような差があります。
iPad | iPad mini | |
CPU | A13 Bionic | A15 Bionic |
最大 ストレージ |
256GB | 256GB |
フルラミネーション ディスプレイ |
× | ○ |
反射防止 コーティング |
× | ○ |
広色域 ディスプレイ |
× | ○ |
バックカメラ | 8MP | 12MP |
Apple Pencil | 第1世代 | 第2世代 |
Smart Keyboard |
○ | × |
スペック上の大きな差はディスプレイです。
無印iPadはフルラミネーションディスプレイではないので、液晶からガラス表面まで大きな隙間があり、iPhoneに慣れていると違和感があると思います。
そのほかの反射防止コーティングなどの違いは、言われなければわからない程度かと思います。
しかし問題は、
iPadの中で一番厚さがある(7.5mm)
重量も11インチiPad Proより重い
という点です。
持ち運ぶ機会が多い、手帳のようにサッと使いたい方に無印iPadはおすすめできません。
持ち運びの機会が少なく、資料を見るくらいなのでとにかく安く買いたいという人にはいいかもしれません。
iPad Air
iPad AirはiPad Proの廉価版、iPad miniの大きい版です。
ディスプレイ性能、厚さも問題ありません。
CPUもM1チップを搭載しており、iPad Proに劣らないスペックをもちます。
しかし、大きさと重量はサイズが大きいのでどうしようもありません。
持ち運ぶ機会が少なく、ある程度の作業スペースを確保したい(PCライクに使用したい)方にはおすすめの機種です。
iPad Pro
iPad Proには11インチと12.9インチがあります。
iPad Proは “Pro” という名前がついているように、iPadシリーズの中でも最高スペックです。
確かにスペックは素晴らしく、ノートパソコンに匹敵する性能ですが、ネックなのはその値段です。
最低価格は11インチの94,800円 最高価格は12.9インチの261,800円
パソコンが買える値段です。。。
また、他のiPadと同じようにサイズも大きいため持ち歩きには不向きで、手帳ライクな使用はできません。
映像編集、画像編集、イラスト制作などPC並みの高負荷作業をしたい方向けです。
iPad miniのサイズ感が最高
ビジネスなどの仕事で使うとなると、持ち運びが多くなるのではないでしょうか。
さらに、立ちながらの使用やちょっとしたメモに使う場面が多くなると思います。
出張や営業などの出先でサッとメモをしたり、予定を確認したりするには手帳サイズがベストです。
旧iPad miniは、A4用紙と並べると以下のようなサイズ感です。
(新型もほぼ同サイズです)
おおよそA5サイズですね。また、ある程度の手の大きさがあれば 以下の画像のようにガシッと掴む事もできるので、Apple Pencilで書きこむ際にも非常に使いやすいサイズです。机の上においていても邪魔にならず、卓上カレンダーのようにも使えます。
重量も軽いので、特に使う予定がなくても鞄に忍ばせておけます。
クラッチバッグやウェストバッグなどの小さいバッグにも入ります。
iPad miniは小さすぎる?
ここまで小さいと使い勝手はどうなのか、と不安になりますよね。
確かに、A4サイズの書類データにそのまま書き込むとなると小さいですが、基本的にiPadのアプリは拡大表示ができます。
細かなメモをしたい時には、一部分だけ拡大して書き込むことができるので問題ありません。
ビジネス書や小説などを読むサイズとしても最適なサイズです。
通勤中の読書にもちょうどいいサイズ感です。
実はiPhone 13と同等のスペック
iPad miniは最新のA15 Bionicチップを搭載しています。
A15 BionicチップはiPhone 13と同じチップです。
PCに劣らないほど優秀なCPUですので、高負荷を与える動画編集などでも動作してくれます。
また、そのようなアプリを使わない方でも、長い間使えるiPadとして活躍してくれると思います。
お得にiPadを購入する方法
Apple製品は基本的に値引きされませんが、ポイント還元などによってお得に購入することができます。
楽天市場でAppleギフトカードを購入する
11月から楽天市場で「Appleギフトカード」が販売されています。
このギフトカードはAppleストアでの購入にも使用することができ、購入金額に応じて楽天ポイントが付与されます。
初めて購入する場合は購入制限がありますが、「ショップ買いまわり」キャンペーンや楽天サービスの利用で10%ポイント還元も十分狙えます。
ギフトカードは詐欺も横行しているので、必ず楽天公式販売店から購入しましょう。
Amazonなどのセールを狙う
Amazonなどのネットショッピングのセールを狙う方法もあります。
セールは不定期かつ、少量しか用意されない上に、希望のモデルがセール対象になるとは限らないので難易度は高めです。
私のTwitterでセール情報をお届けしているので、もし良ければフォローしていただければと思います。
整備済製品を狙う
2つ目の方法は、Appleが修理した整備済みのiPadを購入する方法です。
Apple Storeのページ下部から「整備済み製品」購入ページに行くことができます。
こちらも在庫が不定期更新されるので、継続的なチェックが必要です。
まとめ
まとめになりますが、仕事で使うiPadにはiPad miniをオススメします。
ですが、やはり実際に触ってみないとわからない部分も多いと思います。
購入前には必ず実機を触りましょう!