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【Nature Remo】NFCタグで家電を操作する方法を詳細解説【Homekit】

スマートリモコンやHomekit対応製品を買っても、アプリを開いて操作する必要があったり、音声操作ではうまくいかなかったりして意外と面倒です。

そこでNFCタグというものを使うことで、スマホを近づけるだけで家電が操作できる仕組みを作る方法をご紹介したいと思います。

はっしゅ
はっしゅ
すでにスマートリモコンHomekit製品を持っている人向けです!
この記事の概要
  • NFCタグでHomekit製品を操作する方法
  • 稼働状況に応じて異なる反応をさせる方法
  • NFCタグでNature Remoを操作する方法
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NFCタグとは

NFCLogoNFCタグ(Near Field Communication)とは、SuicaなどのICカードにも採用されているICチップです。

非接触でデータのやり取りができ、iPhone 7以降のiPhoneでは、さまざまな動作に紐づけることができます。

iPadではNFCタグの読み取りはできません。

ctunk NFCタグ 144バイト

ctunk NFCタグ今回購入したNFCタグはctunkNFCタグで、容量は144バイトです。

NFCタグにデータを書き込むことはないので容量は最低限で十分です。

ctunkのNFCタグはセット売りされており、私は3枚入りを購入しました。

ctunk NFCタグctunk NFCタグ
3枚入り ¥360
10枚入り ¥890
10%オフクーポンあり

NFCタグ3枚セット見た目は普通の白いシールですが、裏面からは金属のタグが見えます。NFCタグ裏面ctunkというメーカーは初耳でしたが、直筆のメッセージカードカラー印刷の説明書などが同封されていて、非常に好印象でした。

はっしゅ
はっしゅ
直筆メッセージカードはすごい!

この度ctunk様から特別に10%オフクーポンをいただきました。

以下のコードをAmazonの購入画面で入力すると10枚入りのみ10%オフになります。

ATECHNICA

Homekit製品をNFCタグで操作する

スマートリモコンのNature RemoとHomekit製品の設定方法を解説しますが、まずはHomekit製品との連携方法を説明します。

今回は、先日購入したスマートプラグ「Meross Smart Plug Mini」を使用します。SmartPlug15

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「オートメーション」の作成手順

Homekit製品をNFCに連動させるには、「ショートカット」アプリで「オートメーション」を作成する必要があります。

ショートカット

ショートカット

Apple無料posted withアプリーチ

今回使用するスマートプラグは、現在の稼働状況がわかるものなのでオンの時はオフに、オフの時はオンにするオートメーションを作成していきます。

SmartPlugAutomation1

ショートカット」アプリを開き、下のタブから「オートメーション」を選び、「個人用オートメーションの作成」をタップ。

SmartPlugAutomation

NFC」を選択。

SmartPlugAutomation

スキャン」をタップして、NFCタグをスキャンし名前をつける。

SmartPlugAutomation

検索窓から「if文」を追加する。

SmartPlugAutomation35

if文の「入力」に「スマートプラグ(こたつ)」を、「条件」に「オンである」を設定する。

SmartPlugAutmation20

ホーム」と検索し「“マイホーム”をコントロール」を追加する

SmartPlugAutomation

追加した「“マイホーム”をコントロール」をタップして、スマートプラグを「オフ」に設定し、「その他の場合」の上に移動させる。

SmartPlugAutmation20

もう一度「ホーム」と検索し「“マイホーム”をコントロール」を追加する。

SmartPlugAutomation36

今度はスマートプラグを「オン」に設定して、「if文の終了」の上に移動させる。

はっしゅ
はっしゅ
以上で終わりです!

これでNFCタグをiPhoneでタッチすることでスマートプラグの操作ができるようになります。

Nature RemoをNFCタグで操作する

続いて、スマートリモコンのNature RemoをNFCタグで操作する方法をご紹介します。

この方法を使うことで、テレビのチャンネル操作なども可能になります。

「オートメーション」の作成手順

Nature Remoなどのスマートリモコンは、リモコンの代わりに赤外線信号を送信するだけなので、家電の稼働状況を把握することはできません

なのでスマートプラグのようにif文で条件分岐をする必要はなく、比較的簡単なオートメーションでOKです。

それでは実際の作り方を見ていきましょう。

SmartPlugAutomation1

ショートカット」アプリを開き、下のタブから「オートメーション」を選び、「個人用オートメーションの作成」をタップ。

SmartPlugAutomation

NFC」を選択。

SmartPlugAutomation

スキャン」をタップして、NFCタグをスキャンし名前をつける。

NatureRemoNFC1

「Nature Remo」と検索して、設定したい操作を選択する。

設定したい操作が表示されない場合は、1度Nature Remoアプリで操作してから再度試してみてください。

NatureRemoNFC2

「次へ」をタップし「完了」。

はっしゅ
はっしゅ
以上で終わりです!

NFCタグでの操作をもっと便利にする方法

オートメーションの作成は以上で終わりですが、このままだとNFCにタッチしたときに「実行しますか?」という確認画面が表示されてしまいます。

誤操作を防ぐことにもなりますが、ワンテンポ遅れてしまうので実行の前に尋ねる」をオフにしておくことをおすすめします。SmartPlugAutmation37このままでも良いのですが、これでも「NFCオートメーションを実行しました」という通知が表示されます。

この通知も消したい場合は、以下の手順で設定可能です。

SmartPlugAutmation28

「設定」アプリの「スクリーンタイム」を開く。

SmartPlugAutmation29

「全てのアクティビティを確認する」Dをタップ。

SmartPlugAutmation30

1番下の「通知」から「ショートカット」を選択する。

SmartPlugAutmation31

「通知を許可」をオフにする。

はっしゅ
はっしゅ
以上で終わりです!

まとめ

いかがだったでしょうか。

NFCタグを使用することでアプリを開く必要がなくなり、よりスマートな環境を整えることができます。

興味のある方は是非挑戦してみてください。