iPhone 14 Proが常時表示に対応したので、MagSafe対応の充電スタンドを探している方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、Ankerから販売されているMagSafe対応充電スタンドですが、瞬時にMagSafe対応モバイルバッテリーに切り替えることができる便利なアイテムです。
MagSafe充電スタンドとしても、MagSafeモバイルバッテリーとしても、トップクラスの使い心地でした。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
Anker 633 Magnetic Wireless Chargerの概要
今回ご紹介するのは、AnkerのMagGoシリーズ『633 Magnetic Wireless Charger』です。
MagSafeに対応したアクセサリーシリーズのMagGoでは、スタンド付きモバイルバッテリーの622 Magnetic Batteryが有名ですね。
今回の633 Magnetic Wireless Chargerは、MagSafeによるワイヤレス充電と台座部分のワイヤレス充電を同時に使用可能な充電スタンドです。
そして一番の特徴は、MagSafe充電部分がモバイルバッテリーになっていて、スライドして取り外せるという仕組みになっている点です。
- MagSafeモバイルバッテリーが充電スタンドから取り外せる
- MagSafeとワイヤレス充電の同時充電可能
- モバイルバッテリーが薄くて軽い
- バッテリーは有線で充電も可能
- USB-Cケーブル・25W充電器も付属
633 Magnetic Wireless Chargerの外観・仕様
ここから、633 Magnetic Wireless Chargerを開封しながら外観をチェックしていきたいと思います。
633 Magnetic Wireless Chargerの同梱物
箱を開けると本体がいきなり見える梱包。
本体の下には、USB-Cケーブル、25W充電器、説明書類が同梱されていました。
プラグが折り畳める充電器はPowerPortⅢ 25Wというもので、Amazonで2,490円で販売されているものでした。
633 Magnetic Wireless Chargerの外観
本体はiPhoneを充電するMagSafeバッテリー部分が大きいものの、一般的なMagSafe充電スタンドと同じようなサイズ、形状でした。
MagSafe部分はマットで滑りにくい素材で質感が高い印象。
下部のQiワイヤレス充電部分も同じ素材で、ワイヤレスイヤホンなどを置いても滑ることはなさそうです。
中央の円が充電できる部分の目印になっています。
スペースブラックカラーの光沢のある支柱で、こちらも質感が高いです。
ただし、MagSafeバッテリーとの接続部分と、その外側はプラスチックそのままで質感が低いのが残念ポイント。
スタンドの底面は滑りにくいシリコンゴムが採用され、USB-Cケーブルを通す切り込みが入っています。
633 Magnetic Wireless Chargerの重さ
バッテリー部分を除いたスタンド部分の重さが271g、バッテリー込みで400gと、しっかりと重さがあるのでiPhoneを外すときにズレにくいので嬉しい。
バッテリー部分だけでは128gで、Ankerの最初のMagSafe対応バッテリーAnker PowerCore Magnetic 5000の132gより軽い。
633 Magnetic Wireless Chargerの仕様
633 Magnetic Wireless Chargerの細かい仕様については以下の表の通りです。
値段 | ¥12,990 |
サイズ | (約)158 × 108 × 108 mm |
重量 | 約 407g |
MagSafe出力 | 7.5W |
モバイルバッテリー有線出力 | 12W |
モバイルバッテリー容量 | 5,000mAh |
モバイルバッテリー重量 | 128g |
台座部分Qi充電出力 | 5W |
カラー展開 | ブラック、ホワイト、ブルー |
値段が12,990円とややお高いですが、2,490円のUSB-C充電器、モバイルバッテリー(約6,000円)、Qiワイヤレス充電/MagSafe充電スタンドが一つになっていると考えると、妥当な価格設定かと思いました。
MagSafeの出力は7.5Wしかないので、急速充電をしたい人には向いていないかもしれません。
モバイルバッテリーの容量は5,000mAh、19.25Whなので、iPhone14 Proは6〜7割まで、iPhone12 miniで9割程度まで充電可能です。
iPhoneを装着した使用感レビュー
ここからは、633 Magnetic Wireless ChargerにiPhone12 miniとiPhone14 Proを装着した様子と、その使用感をレビューしていきます。
磁力も強く、安定した装着感
633 Magnetic Wireless ChargerのMagSafeの磁力は比較的強く、バチッと吸い付いてくれます。
また、iPhone14 Proの巨大化したカメラ部分にも干渉することなく使用できています。
もちろんiPhone12 miniなどの小さいiPhoneでも問題なく使用できます。
磁力が強いので、スタンドからモバイルバッテリーごと引き抜く際にズレることもありません。
iPhoneの角度調節可能
MagSafeモバイルバッテリーの部分は角度調節が可能で、ほぼ直角の位置から見やすい斜めの角度まで調節できます。
iPhoneを装着したまま片手で簡単に調節ができる硬さですが、触ったくらいでは動かないので安心です。
iPhone14 Proの常時表示との相性抜群
iPhone14 Proから、ロック時でも画面が点灯する「常時表示ディスプレイ」に対応しました。
ロック画面には時間のほか、カレンダーや天気情報などを表示して置けるので、スタンドにiPhoneを固定しておくことでロック解除せずに必要な情報を見ることができます。
この633 Magnetic Wireless ChargerはiPhoneを充電しながら、ちょうど良い角度でディスプレイしておけるので非常に便利でした。
モバイルバッテリーはやや大きいが薄くて持ちやすい
633 Magnetic Wireless ChargerのMagSafeモバイルバッテリーは、Anker PowerCore Magnetic 5000よりやや大きく、iPhone14 Proでも少しだけ下がはみ出てしまいます。
iPhone12 miniになると、かなりはみ出てしまい持ちにくいレベル。
しかし、633 Magnetic Wireless Chargerは今までのAnkerのMagSafeモバイルバッテリーの中で一番薄く、一番軽いので、mini以外のiPhoneでは非常に持ちやすいです。
Ankerの他のMagSafeモバイルバッテリーとの比較すると以下の通りです。
633 | 622 | 5000 | |
厚さ | 1.16cm(公称値) | 1.3cm(公称値) | 1.6cm(公称値) |
重さ | 128g | 133g(公称値) | 140g(公称値) |
モバイルバッテリーは有線充電対応
633 Magnetic Wireless Chargerのモバイルバッテリーは、MagSafe以外にもUSB-Cケーブルを挿してデバイスに給電することもできます。
MagSafeによる充電は7.5Wまでですが、有線では12Wまで出力できます。
モバイルバッテリーはスタンドに差し込むだけで充電できますが、USB-Cケーブルで充電することもできます。
台座部分のLEDがおしゃれ
633 Magnetic Wireless Chargerの台座部分にはLEDが仕込まれており、iPhoneやモバイルバッテリーを接続すると、ぐるっと一周するように光るのが高級感があっておしゃれです。
ただし このLEDは、台座のQiワイヤレス充電部分には対応しておらず、ワイヤレスイヤホンなどを乗せても光らないのが残念。
まとめ
いかがだったでしょうか。
MagSafe充電スタンドだけでなく、引き抜くとMagSafeモバイルバッテリーにもなる633 Magnetic Wireless Chargerをご紹介しました。
気になった方は以下のボタンからチェックしてみてください!