iOS15から、iPhoneのブラウザアプリSafariが拡張機能に対応しました。
これによりブラウザの白黒反転や、YouTubeを広告なしで再生・ピクチャーインピクチャーでの再生・音声だけ再生なども可能になりました。
有料アプリが多いものの、購入に値する素晴らしい機能を持ったアプリを５つご紹介します。
目次
Safari拡張機能の設定方法
初めてSafari拡張機能を追加しようとすると、戸惑う点もあるので最初に説明をしたいと思います。
設定はSafariから
これから紹介するアプリは、Safariで使うことをメインとしたアプリです。
アプリのインストールが完了したら、Safariを開いて使用していきます。
ただしデフォルトでは「オフ」になっているので、「オン」にする必要があります。
Safariのメニューバーの「ぁあ」というアイコンをタップして、「拡張機能の管理」からオンにしましょう。
その後、拡張機能を使いたいページを開いてから「ぁあ」アイコンから拡張機能の設定をします。
ここで「許可」することで初めて拡張機能が使えるようになります。
詳細設定は設定アプリから
細かい設定は「設定」アプリから行います。
拡張機能アプリをインストールしたら、「設定」アプリを開き、「Safari」を選択します。
そして「拡張機能」からインストールしたアプリの詳細設定が可能です。
YouTubeを広告なしに：Vinegar Tube Cleaner
まずはYouTubeに関する拡張機能アプリ「Vinegar Tube Cleaner」です。
このアプリを使って、Safari上でYouTubeを見ると以下のようなメリットがあります。
- 広告が表示されない
- ピクチャーインピクチャー再生ができる
- 音声のみの再生ができる
まさにYouTube Premiumの機能がそのまま使えるといった感じです。
一番のメリットは、動画再生前、再生中、再生後に広告が流れないという点ではないでしょうか。
そしてピクチャーインピクチャーによる再生も可能です。
ピクチャーインピクチャーとは、以下の画像のように動画再生画面だけ表示できる機能です。
またYouTubeの音声だけを再生し、Safariを閉じても聞き続けることができます。
Vinegar Tube Cleanerをオンにすると、Safari上のYouTubeの画面が以下のようになり、画質選択が可能になります。
「1080p」の右にある「Audio」を選択すると、画面が消えて音声のみになります。
SafariでブックマークからYouTubeを開くのは面倒なので、ホーム画面に追加しておくと便利です。
以上の機能で250円買いきりです。
ただし、YouTube側の設定やAppleの対応次第でこれら機能が使えなくなる可能性もありますので、ご承知おきください。
Safariをダークモードに：Noir
続いては、ダークモードのようにSafariの背景を暗くしてくれる拡張機能アプリ「Noir」です。
Noirは背景を黒に文字を白にしてくれる拡張機能アプリで、夜間でも眩しすぎることなくSafariを閲覧できます。
比べてみると一目瞭然です。
設定によって、iPhoneのダークモードと連動させることもできます。
設定画面のEnabledを「Auto」にするとダークモードと連動します。
Safariを快適操作：Svadilfari
続いてSafariをジェスチャー操作ができるようになる拡張機能「Svadilfari」です。
Safariを開いて画面上をジェスチャー操作することでタブの移動やページの一番上まで戻ることができます。
設定できる動作は以下の通りです。
パスワードを覚えなくて済む：1Password
各サービスのIDやパスワードを保存しておくことのできる「1Password」もSafariの拡張機能に対応しました。
iPhone、iPad、MacのようにApple製品で統一している人には純正のiCloudキーチェーンが便利ですが、異なるOSを使っている人には1PassWordがおすすめです。
広告ブロック：1Blocker
ネットサーフィンで広告を排除したい場合におすすめなのが「1Blocker」。
このアプリも以前から人気がありましたが、今回拡張機能に対応した形です。
iPhoneだけでなく、iPad、Mac版も公開されています。
まとめ
Safariのおすすめ拡張機能アプリをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
サードパーティ製のブラウザを使用している人も多いと思いますが、Apple製品で統一しているのであればSafariも便利です。
拡張機能を活用して、より便利にブラウジングを楽しみましょう！
